mitsukiのお気楽大作戦


手作り雑貨と原チャリ放浪と雑学で綴る、実践お気楽ライフ
by sweetmitsuki
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
最新のコメント
佐平次さま 私なんて、..
by sweetmitsuki at 04:32
この人たちの人生を思うと..
by saheizi-inokori at 21:30
八曜社さま 靖国神社は..
by sweetmitsuki at 06:05
そうですね。mitsuk..
by stanislowski at 21:05
あんつぁん 日本が唯一..
by sweetmitsuki at 23:08
何時の世も、国内の不満を..
by antsuan at 14:55
騒げば騒ぐほど軍産複合体..
by sweetmitsuki at 05:25
少し騒ぎすぎじゃないです..
by saheizi-inokori at 22:14
あんつぁん 3/4世紀..
by sweetmitsuki at 06:01
怨霊を鎮めて護国の任務を..
by antsuan at 08:10
カテゴリ
フォロー中のブログ
最新のトラックバック
なぜ世界は西欧ルールに支..
from 梟通信~ホンの戯言
[大正世代の矜持]  大..
from あんつぁんの風の吹くまま
凄い! ウイリアム・カム..
from 梟通信~ホンの戯言
開戦記念日を振り返って
from あんつぁんの風の吹くまま
孫が来た
from 梟通信~ホンの戯言
8月15日は大漁だった!..
from 好都合な虚構
ある年の8月     
from 好都合な虚構
にがい歴史も知らなくちゃ..
from 梟通信~ホンの戯言
今日から一年後の今を想像する
from 帆を広げ、風は舞い込む
NHKトップランナー  ..
from 鑑 賞 記 録
ライフログ
検索
タグ
以前の記事
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧

走れ二宮金次郎

e0078674_201825.jpg暑いので何か怖い話でも読んで涼もうと思い「そういえば、二宮金次郎って学校の怪談の定番でしたよね。」などと考えてネットで探してみたら、実は二宮金次郎ってスゴい人物だった事がわかりました。

日本が戦争に敗けた4年後の1949年、「青年」という雑誌にGHQ新聞課長D・C・インボーデン少佐のこんな言葉が掲載されています。

「二宮尊徳翁は、日本のアブラハム・リンカーンである。自由と民主主義を日本で初めて実践した人物である」(詳しくはコチラ

戦争に敗けた日本人は「オマエラが敗けたのは民主主義が出来なかったからだ。これからオレ様が民主主義をビシビシ教えてやるから有難く思え。」とでも言うと思っていたアメリカ人が、日本民主主義の祖はペリー来航前の日本人にあると語ったのを聞いてビックリします。
しかも二宮金次郎といえば勤労少年の模範として、どこか軍国主義の香りがする人物じゃありませんか。
現代では真夜中の校庭をバタバタ走り回るというイメージしかないこの謎の石像少年の正体とは一体何なんでしょう?

二宮金次郎は子供の頃に父と死別し、病気の母と幼い弟を養うため働きに出るのですが、子供がいくら働いたって、大した稼ぎにはなりません。
そこで、子供という立場をフル活用して効率の良い仕事を見つけます。
それが、あの二宮金次郎の必須アイテムである薪です。
当時山は藩などが管理していたのでむやみに拾ってきてはいけなかったのですが子供だからという事で大目に見てもらい、タダで得た薪を小田原城下に売りに行きました。
当時、小田原は東海道の宿場町として栄えていて、旅籠や飲食店などで燃料として薪はとても高く買ってもらえたのです。
タダのものを移動させ、需要がある所で売ればお金になるという経済のノウハウを金次郎少年は独学で学んでいきます。
もちろん、売りながら東海道を行き交う人々の会話に耳を傾け最新の情報を入手していたのはいうまでもありません。
こうして、お金を稼いだ金次郎は、それを元手に日本初、いえ世界初のファンドを設立します。
説話では、貧しい人に貸してあげた事になっていますが、ちゃんと利益を得ている事を見落としてはいけません。
これが大成功して大金持ちになった金次郎に、小田原藩の家老が財政立て直しを依頼してきます。
今でいう経営コンサルタンティングですね。
そこでも大活躍するのが薪です。
「きれいに掃除したかまどは燃費が良く、汚れたかまどより2本少ない薪でご飯が炊ける。ご飯は朝夕の2回炊くから一年で4×365=1460本の薪が節約出来る。薪は他所に売ればお金になるから掃除をした人にボーナスを支給しよう。」
なるほど、こういう知恵は幼い頃苦労した人でないと働きません。
資本主義が成立するのは経済と道徳が両立した時だとプロテスタニズムについて分析したのはドイツの社会学者マックス・ウエバーですが、それよりずっと前に金次郎は実践していたんですね。
刀ではなく、薪で世を斬る金次郎、カッコいい。
こうして、金次郎は背負っていた薪を世のため人のために使い、金次郎は尊徳になっていったのでした。
メデタシ、メデタシ。

何が怖かったのかというと、私が知らなかった日本史のツボを、戦後間もない頃のアメリカ人が知っていたという事。
戦争で勝敗を決めるのは武器弾薬ではなく情報だといいますけど、これでは勝てないのも無理はありません。
[PR]

by sweetmitsuki | 2010-08-22 20:30 | おどろけー | Trackback | Comments(4)
トラックバックURL : http://swmitsuki.exblog.jp/tb/13125051
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by antsuan at 2010-08-22 23:10
穿った見方と言われるかも知れませんが、アメリカは日本と戦うつもりでいましたから、日本人を徹底的に研究していたのです。
もちろん、日本の暗号機密しかり。そうして満を持して戦いを仕掛けてきたのですから、どうあがいても勝てる戦ではなかったという訳です。
Commented by saheizi-inokori at 2010-08-23 09:00
たしかにあの少年のことをあまり知らなかった。
私の頃も校庭の片隅に本を読んでいましたが。
Commented by sweetmitsuki at 2010-08-23 21:04
あんつぁん
日本は燃料となる資源を産出しないといわれていましたが、薪は盲点でした。
豊かな森の恵みが育んだ薪による自然エネルギーの力で、今度こそアメリカに勝ちましょう。
Commented by sweetmitsuki at 2010-08-23 21:10
佐平次さま
二宮金次郎が大人になってからの事があまり知られてないのは、財政立て直しとか資産運用といった、子供には難しい、というよりお金が絡む話を子供にするのは好ましくないという風潮があったからではないでしょうか。
経済危機のニッポンを救えるのは、竜馬より金次郎の方が適役のような気がします。
<< GHQが担いだ神様 私の夏休み >>