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日本でちまきといえばお菓子のことですが、ほかのアジアの国に行くと豚の角煮とかが入っていて、ご飯で作ったハンバーガーのようなものだったりします。
中国などは飲茶のお国柄なのにお茶請けの点心はおかずっぽいものがほとんどでお菓子類は月餅とかゴマ団子とかロクなものがありません。 彼方の国の人たちは、あんまし甘い物とかお好きじゃあないんでしょうか。 そりゃ、希少な食材をふんだんに使って贅沢に仕上げた逸品なら美味しいのでしょうけど、そんな高価なもの、私の手に届くはずがありません。 だいたい、ごく一部の限られた金持ちの口にしか入らないようなものを引き合いに出して、その国の食文化を語るのはおかしいと思うのです。 たとえばお隣の韓国では、おやつ系の食べ物はトッポギとかやっぱし甘くない味付けのものがメインなのですが、ポジャンマチャ(韓国式屋台)で最近話題のお菓子に、ホットクがあります。 これもキムチチーズ入りとか甘くない味付けのものもあるのですけど、一番人気は何と言ってもシナモン味で、出来立てのアツアツを戴くのが最高です。 ただし、アツ過ぎてとても持っていられないほどですし、持ってるうちに油が染みてきて手がベトベトになるうえ、一口かじると中の黒砂糖がグツグツと溶岩のようにあふれ出てきて更にエラいことになりますが、そのワイルドさも韓国フードの醍醐味のうちです。 シナモン味の人気の秘訣は、黒砂糖だけだと甘ったるくてとても食べられたものじゃないのですがシナモンの香味が程よいアクセントになって食欲をそそりいくらでも食べられるよう工夫がなされているところにあって、要するに甘いものが食べたくてもお金がなくて食べられない人たちが、安価な食材で気軽に食べられるよう考えて作られた庶民の味なのです。 日本にも、庶民が食べるお菓子のひとつにたい焼きがあります。 よく日本のお菓子はまがいものが使われていて本物じゃないとかいわれたりしてますけど、たい焼きは鯛が食べたくても食べられない貧しい人が作ったお菓子ですから、正真正銘のまがいものです。 でも、たい焼きには夢があってロマンがあって食べると本物の鯛を食べる以上に幸せな気分になれる、そんな魔法のお菓子がたい焼きだったんじゃないのでしょうか。 たい焼きイリュージョン、たい焼きファンタジー、たい焼きには未来があって希望があって、日本がまだ貧しかったころ、日本人はたい焼きを食べて頑張ってきたんじゃあないのでしょうか。 その国の文化というものは、上流階級の洗練されたものを見てもあんまし意味はなく、むしろ社会の底辺で生きる人たちが毎日の過酷な労働と、それでも追い付かない貧しさの中で作り上げたものにこそ本当の価値があると思うのです。 今、韓流ブームですけど、ポジャンマチャで売られているアツアツでベトベトでドロドロなホットクには、デパートで売られている本物の食材を一流のパティシエが作り綺麗にパッケージされた贅沢なお菓子にはないアツいパワーがあって、韓流ブームに夢中になっている人たちは無意識のうちにそのパワーの源に触れようとしてるのでしょう。 そしてそのアツいパワーとは、日本が経済的な豊かさと引き換えに無くしてしまったものなのかもしれません。
by sweetmitsuki
| 2012-09-11 22:36
| 朝鮮の○○と日本の××
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Comments(4)
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saheizi-inokori at 2012-09-12 09:39
ソウルの街で買ったお菓子は甘くてウマかったけれど、あれは金持ち用だったのかな。
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sweetmitsuki at 2012-09-13 05:36
佐平次さま
何という名前のどんなお菓子でしたでしょうか? お菓子は、なければ生きていけないというものではないのでその国の文化を顕著に表していると思います。 私が韓国に惹かれるのは、韓国は日本よりもっとひどい市場主義・成長主義なのですが、それでも社会が破綻しないのはそれを受容する文化があるからだそうで、日本もこの先市場主義・成長主義の道を邁進するのならば否が応でも韓国の文化を模倣しなければないのではないのでしょうか。
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antsuan at 2012-09-14 19:43
祝い用の食べ物はどの国でも豪華なものがでると思いますが、やっぱり朝鮮には商業という文化が発達していなかったのでしょうね。
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sweetmitsuki at 2012-09-14 22:00
あんつぁん
日本のたい焼きが味よりも見た目を重視しているのと同じで韓国人はアツアツベタベタドロドロの皮膚感覚を重視するみたいです。 チャイナは貴族文化の国なのでありきたりの食材を使った料理は軽視され、甘味でも仙草とか亀ゼリーとかが喜ばれるのですがどれも美味しくありません。 ロクなもんじゃないです。 杏仁豆腐にしたって・・・ おっと、これは武士の情けですから伏せておきましょう。 ふふふ・・・
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