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mitsukiのお気楽大作戦


手作り雑貨と原チャリ放浪と雑学で綴る、実践お気楽ライフ
by sweetmitsuki
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中華の残骸と日帝の亡霊のみにくい争い

中華の残骸と日帝の亡霊のみにくい争い_e0078674_3383571.jpg尖閣諸島をめぐって日本と中国が争い得をするのはアメリカで、消費税を増税しなきゃならないほど財政が苦しいというのに、中国を牽制するためアメリカの軍備を買うというのは、どう考えたって利口な人間のすることじゃありません。
それに、たった20億円で買えてしまう島に、本当に1億人の日本人を潤せるほどの資源があるのかどうか、ちょっと考えればわかることです。
オスプレイや普天間の問題で日米同盟が疑問視されてるこの時期に、降って湧いたように安保の必要性が取り沙汰される事件が起きるなんて、何か詐術のにおいがしませんか?
石原という男、国士のような顔をしてますけど、実はアメリカの操り人形の売国奴なんじゃないでしょうか。
尖閣諸島とは、19世紀の終わりまでどこの国のものでもなければ誰も住んでいない無主の島でした。
どうして誰も住んでなかったのかといえば、答えは簡単、人が住めるような島ではなかったからです。
それを日本人の古賀辰四郎が1885年にアホウドリの羽毛の採取やらカツオの水揚げのため日本政府に島の貸与願いを申請するのですが、この時日本政府は
「あそこは中国も航海の指標にしている島だから、国標を建てて開拓にあたると紛争になるかもしれない。」
といって古賀の申請を却下しています。
「じゃあオレが自己責任でやる。」
と古賀は出稼ぎの人びと数十人を雇い島に移り住み「古賀村」を作ったのが日本の尖閣諸島の実効支配の始まりです。
ところが、1894年に朝鮮半島で農民による大規模な一揆が起き、朝鮮の軍隊では対処しきれないので中国の軍隊が出動し、鎮圧にあたります。
そこへ頼まれてもいないのに日本の軍隊が出動し、童話「ちびくろサンボ」で、虎がサンボから奪った衣服を奪い合って喧嘩になったのと同様、日本と中国は戦争になるのですが以外にも中国は弱く日本の圧勝で終わります。
結果、中国は遼東半島、台湾、澎湖島を奪われ当時の日本の国家予算の4倍に近い賠償金を支払わされ、膨大な損害を被ることになり、この時朝鮮から遠く離れた尖閣諸島も日本の領土になりました。
そこへ、ロシアというもう一匹の虎が現れ、遼東半島をめぐって戦争になります。
そして、アメリカという虎が現れ、日本がドロドロのバターになってしまうのは、それからもう少し先の話。
大東亜戦争の激化に伴い、古賀家の長男、善次をはじめ尖閣の住民が島から撤退したのは1940年、以来、尖閣は元の無人島に戻ってしまいました。
中国は
「日本が琉球王国を強制廃止して琉球藩にしたのは1872年、鹿児島県に編入したのが1879年。琉球王国は歴史的には中国に属していたといえる期間の方が古く長い。」
と主張しているのですが、これって植民地時代の理屈であり人間じゃなくって虎の思考なんですよね。
日本も、これ以上同じ土俵で争っていると、またバターになってしまうんじゃないでしょうか。

by sweetmitsuki | 2012-10-03 05:23 | ぬくぬく引きこもり記 | Trackback | Comments(4)
Commented by saheizi-inokori at 2012-10-03 12:11
そういえば石原がアメリカ・ワシントンで尖閣購入のことをしゃべったところはヘリテージ財団です。
新自由主義の牙城です。
Commented by sweetmitsuki at 2012-10-03 18:53
ヘリテージ財団は、別名ミサイル財団と呼ばれていますね。
彼らの商売は、ある地域の緊張を煽り、その地域のある国には攻撃型ミサイルを売り込み、もう片方の国には、迎撃ミサイルを売り込む事。
石原の四男がオウム真理教の幹部だったことは周知の事実です。
もういい加減騙されてることに気付いてもいいんじゃないでしょうか、東京都民は。
Commented by antsuan at 2012-10-03 22:00
誰か、米国をコケにする政治家が現われませんかね。
Commented by sweetmitsuki at 2012-10-04 04:54
コケにするだけじゃダメです。
コケにした上で勝たないと。
小泉氏はよくやったと思います。
世襲にはいろいろと問題があり、弊害ばかりが取り沙汰されていますけど
「一族の意志を貫く」というパワーを秘めていることは評価できると思います。
小泉4世には期待してもいいんじゃないでしょうか。
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