mitsukiのお気楽大作戦


手作り雑貨と原チャリ放浪と雑学で綴る、実践お気楽ライフ
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春風はどこから吹いてくる

e0078674_5321983.jpg夏は梅雨が明けると同時にカッと暑くなりますけど、春は暖かい日が続いたかと思うと急に寒くなったり、強い風が吹いたり冷たい雨が降ったり、春は春のもつうららかなイメージとはだいぶ異なり、実際はかなり激しい季節だったりします。
さて、去年の春も同じように春が来て、同じように春風が吹いて春雨が降ったような気がするのですけど、はたして本当に同じだったかどうかはよく覚えてません。
細部はかなり違っていたような気はするのですけど、大雑把には同じだったような気はしますし、自分のブログを読み直しても同じようにフキノトウを摘んでたりするので、たぶん同じだったのでしょうけど、東大教授で解剖学者の養老孟司氏によれば、人間の体は新陳代謝によって一年で全部の細胞が入れ替わってしまうのだそうで、同じだったかどうかを見極める脳のほうが違っているのですから、本当に同じだったのか、それとも違っていたのか、わかるわけがありません。
桜は春に咲いて春のうちに散り、夏秋冬を花なしで過ごしますけど、幹だけは何も変わらないように見えます。
さくら草は春に咲いて春のうちに散り、夏秋冬を花なしで過ごしますけど、あれは地面の下にもぐって見えないだけでなくなってしまったわけではないんだそうです。
ところが春風は、春にだけ吹いて夏秋冬には影も容姿もなくなってしまいます。
もっとも、最初から春風には、影も容姿もないのですけど。
春風は、春になると当たり前のように吹き始め、春が終わると当たり前のように吹き終わります。
そして夏秋冬が過ぎ、また春が来ると、また吹くのです。
その春風が去年と今年と同じかどうか、一年で脳細胞のすべてが別のものになってしまう私にはわかるわけがありませんし、だいいち、去年と今年で脳細胞のすべてが違う私自身が、今年の私が本当に去年の私と同じなのかかどうかなんてわかりはしないのです。
風は吹いては止んでまた吹く。
雨は降っては晴れてまた降る。
夜は明けては暮れてまた明ける。
月は満ちては欠けてまた満ちる。
e0078674_21514622.jpg

この世の中のすべてのものは、すべて同じことを繰り返しているのですから、私も一年で細胞のすべてが入れ替わってしまうというだけで、たぶん去年の私も今年の私も同じなのでしょう。
ですから、きっと去年の春風も今年の春風も、少しは違うかも知れませんけれども同じなのでしょう。
そして今年の春風も、春が終わると消えてなくなってしまい、来年の春が始まるとまた現れるのでしょう。
そうだとしたら、私が生まれる前にも、私はいたのでしょうか。
私が死んでしまった後にも、また私は現れるのでしょうか。
残念ながら、私には生まれる前の記憶がありません。
ですが人間の記憶とは曖昧なもので、昔、蝶になった夢から覚めた人が、人になった夢を見ている蝶なのか、蝶になった夢を見た人なのか分からなくなってしまったのと同じように、私にも誰かから教えてもらわないと思いだせない記憶がたくさんあります。
楽しいことはほとんど忘れていて、苦しいことや辛いことは割とよく覚えています。
ですから私がもし朽ち果てたのち、また私として生まれても、楽しいことはすぐに忘れてしまい、苦しいことや辛いことばかり覚えては生きるのでしょう。
風のように雨のように夜のように月のように、私もこれから先、未来永劫同じことを繰り返しては生き、そして逝き、また生まれてを繰り返すのでしょうか。
そんなこと、一年で脳細胞のすべてが別のものになってしまう私には、考えても分からないのでした。
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by sweetmitsuki | 2015-02-27 21:45 | ぬくぬく引きこもり記 | Trackback | Comments(2)
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Commented by saheizi-inokori at 2015-02-28 22:54
私の身体、あなたの身体、それを作っている水素はすべて138億年前、宇宙ができたときのものらしいですよ。
それは花も鳥もすべて、水素は宇宙誕生の時にできてあとはできてない、ぐるぐる回っているのだそうです。
Commented by sweetmitsuki at 2015-03-01 08:29
佐平次さま
ここで一句。
「毎日が 同じことの 繰り返し」
これではストレートすぎますか。ではもう一句。
「繰り返し 来ては過ぎ去る 同じ日々」
あ、大事なことを忘れてました。俳句には季語がいるのですよね。最後にもう一句。
「飽きもせず 変わらぬ日々に 明け暮れる」
「明ける」が春の季語なのと、「あきない」で春ということで^^)。 
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