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高天原に神留坐す

e0078674_27822.jpg天皇の話が続きましたので、日本神話における天皇の記述を、もう一度読み直してみました。
皇祖神、天照大神の子がアメノオシホミミ、その子が(天孫)ニニギ、その子がホオリノミコト(山幸彦)、その子がウガヤフキアエズ、その子がイワレビコ(神武天皇)です。
このように書くと、やっぱし皇室は男系なんだな。と、思ってしまいますけど、私はそうは思いません。
何故なら、アメノオシホミミの母は、先に述べたとおり天つ神、天照大神です。
そしてニニギの母は、別天つ神(ことあまつかみ、宇宙創造の神)タカミムスビの子、栲幡千千姫(たくはたちぢひめ)、ホオリノミコトの母は山つ神、オオヤマツミの子、木花咲耶姫(このはなさくやひめ)、ウガヤフキアエズの母は海つ神、ワダツミの子、豊玉姫(とよたまひめ)、神武天皇の母は豊玉姫の妹、玉依姫(たまよりひめ)です。
記紀のこの記述によれば、現人神は、単に太陽の神の子孫というだけではなく、海の神、山の神、宇宙の神の混血児だということになります。これは、いったい何を意味するのでしょうか。
日本列島は狭いようで南北に細長く、暑い地方もあれば寒い地方もあります。険しい山脈もあれば、深い海峡もあります。そのようなバラエティに富んだ自然環境の中で、人びとは自分たちの気候風土にあった生活を営み、独特の文化を築き上げ、多彩な宗教を信仰し、あまたの神を奉じてきました。
その人々が、より深い交流を求め、そして何より、決して争わぬよう互いに誓い合うため、ひとつの国を作ったとき、自ずとこの神話は生まれたのではないのでしょうか。
ある地方では、太陽が神として崇められていました。そしてまた、ある地方では山が神として篤く信仰されていました。海を神として祀る地方もありました。
それらの神々を信仰する人びとが、血で血を洗う争いを繰り返し、炎の雨を降らせ、大地を焦がし、勝ち抜いた覇者が敗者を制圧したのではなく、大地は焼き尽くされることなく緑のまま、海は血で染まることなく青いまま、男と女が体を交わし、子を成すようにして、この国は生まれたのだ。そんなメッセージが、この神話には込められているのではないのでしょうか。
私は子どものころ、「古事記」を読んで、イザナミが「私の体には凹んだところがあるの。」イザナギは「それは奇遇だね。僕の体には凸んだところがあるんだ。君の凹に僕の凸を挿し入れてみるといいんじゃないかな。」
「それは素晴らしいアイデアだわ。是非そうしましょう。」
という話が、とてもエッチで恥ずかしくて嫌だったのですが、なにも恥ずかしがる必要はなかったのです。
世界中の神話に、そのような事は書いてはあるのですが、ここまでダイレクトに描写されてるのは、おそらく日本がいちばんでしょう。
日本はそのことを、世界に誇っていいのです。
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by sweetmitsuki | 2015-11-07 03:11 | 古代史でポン | Trackback | Comments(4)
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Commented by saheizi-inokori at 2015-11-07 10:47
お医者さんごっこですよね。
Commented by antsuan at 2015-11-07 20:21
紀元前四千年頃は男女平等どころか、女尊男卑の世界だったのに、自然が少なくなると、戦が多くなり、男尊女卑に変わってしまったのだと思います。
シナイ半島のユダヤの失われた部族はシルクロードを渡って日本にやって来たのではないかと云う話があります。
Commented by sweetmitsuki at 2015-11-08 05:52
佐平次さま
日本語でも英語でも「裸」という言葉には「戦力を持たない」という意味も含まれていて、平和憲法を大切なものという今上陛下は裸の天皇だっていうネタを思いついたんですけど、オチまでは考えられなくて、いつもの神話ネタにしました。
マンネリですいません。
Commented by sweetmitsuki at 2015-11-08 06:08
あんつぁん
古代の東アジアでは、大陸と朝鮮半島、周辺の島嶼国が戦争に明け暮れていた、というのが定説なのですが、どうして日本神話はこんなにも天衣無縫なのでしょう。
日猶同祖論とか、ホツマツタヱとか、ウガヤ王朝とか、定説でない古代史の中に、もしかしたら真相があるのかも知れません。