太陽の恵み

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私が使ってる太陽光パネルはドイツのQ-セル社製で、日本製の一般的なパネルに比べ日射量が少ない早朝や夕方でも発電することができ、1日における発電時間を増やすことができるといわれてます。
これは別に日本がドイツに劣っているというわけではなく、発電量の変換効率が高いパネルはそれだけ値段も高く、日照時間の少ないドイツ国内でこそその威力を発揮できるのですが、逆に日照時間の長い日本ではもっと低価格で低能力のパネルにコストパフォーマンスで負けてしまうので普及しないのです。
ちなみに自然エネルギー先進国といわれている北欧が太陽光発電の分野で上位にいないのも同じ理由で、日照時間がさらに少ない北欧では太陽光発電は採算が合わないのです。
低価格といえば、かつてカドミウムがパネルに使われていた時代がありました。
1984年に松下電器(現パナソニック社)がそれまでのシリコンを使ったパネルに比べ大幅に生産コストを下げられるとしてテルル化カドミウム(通称カドテル)を使ったパネルを世界初の商品化に成功していますが、イタイイタイ病で知られるカドミウムを大切なマイホームの屋根に乗っけようとする人はおらず、すぐに製造が中止され、現在国内でカドテルを製造しているメーカーはなく開発も継承されていません。
ところが、アメリカのファースト・ソーラー社が生産コストが安いことに目を付け2002年にカドテルの生産を開始し、2013年には日本法人を設立し、日本市場の本格的な開拓に乗り出したそうです。
カドミウムを住宅の屋根に乗っけて本当に大丈夫なのか不安ですが、この懸念に対応するため、ファースト・ソーラー社では同社の販売したカドテルを使用後に無償で引き取り、製品に含まれるカドミウムをリサイクルする制度を導入しているそうです。
安全面はそれでいいとしても、カドテルに使われているテルルは希少金属で、資源量を懸念する声もあり、そちらも気になります。
このブログの広告欄にも「太陽光発電で遊休地が収入に激変」「サラリーマンでもお気楽に始められる太陽光発電投資」とか調子のいいことが書いてありますけど、このようにひと口に太陽光発電といってもピンキリで、本当にそんなおいしい話があるのかどうか眉唾です。
太陽光発電は儲かるのか?
太陽光発電で脱原発できるのか?
残念ですが私が調べた範囲では、どちらもNOといわざるを得ません。
ただ、太陽光発電は人類に必要最低限度のエネルギーをもたらしてくれるのだけは間違いないようなのです。

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by sweetmitsuki | 2017-05-18 04:42 | 家の裏で原発が死んでる | Trackback | Comments(4)
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Commented by saheizi-inokori at 2017-05-18 21:56
必要最低限度、ということは我慢さえすれば原発なしでもいけるということですか。
Commented by sweetmitsuki at 2017-05-19 05:27
佐平次さま
太陽光パネルを作るには大量の電気が必要で、それは太陽光発電で得た電気では足りないそうです。
太陽光パネルの寿命は17年程度、そのときパネルの新設と古くなったパネルのリサイクルはどうするのでしょう。(リサイクルにも大量の電気が必要だそうです。)
そこまで考えて答えを見つけないと原発なしでもいけると安易にはいえないのですけど、原発は原料のウランがいずれ枯渇する希少物質なうえ、核廃棄物の処理ができないという致命的な欠陥を抱えているので、原発よりはマシ。としか今はいえないです。
Commented by antsuan at 2017-06-01 21:04
原子力発電用のウランまたはプルトニウム製造にはめちゃくちゃな電力の消費が避けられないのですよね。 もちろん、太陽光発電だけでは日常生活を賄えるだけの電力は無理でしょうが、水力、風力、地熱、波浪、バイオマス、バイオガスなど、日本にはそれ以外の自然を利用した発電が可能です。蓄電技術がもう少し発達すれば、火力発電も非常用以外いらなくなると思います。
Commented by sweetmitsuki at 2017-06-06 05:25
あんつぁん
「太陽光パネルで電気代は無料。しかも工賃は売電収入から後払いでOK。」が太陽光事業者の謳い文句ですから、それをそのまま信じるのなら一般家庭の電源はすべて太陽光で賄えるはずなのですが、経産省は「太陽光はすべての電力の僅か0.1%にも満たない。」と発表していて民間事業者の言い分と大きく食い違っています。
どちらが正しいのかはまだ追跡調査中です。
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