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mitsukiのお気楽大作戦


手作り雑貨と原チャリ放浪と雑学で綴る、実践お気楽ライフ
by sweetmitsuki
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古代史を掘り起こそう

前方後円墳の意味するもの

同じエキサイトブログで相互リンクさせて頂いている、あんつぁんの風の吹くまま by antsuanさまが自宅近くの古墳時代の遺跡を訪れ、古代史の世界に思いを馳せ、前方後円墳とは違う神を祀る民族が協力して一つの国家を築いたことの証明ではないかという感想を御自分のブログに書かれたところ、どう読んでも史実と違っているとしか思えない匿名の批判文書が投稿してあったので、これはそのトラックバックです。

王族の和の象徴として、女である卑弥呼を長として奉り上げるのですが、その後、五王の時代と言われる長い歴史不明の時代を経て、突如大和朝廷が現れるのです。

大和朝廷は、日本征服を試み、九州に、出雲に、関東にと、兵を送り、その複数の隊長達の武勇伝を一つに纏めて、日本武尊の話とするのです。

大和朝廷は、征服した各地の風土記を基に、卑弥呼を天照大神とし、自分たちが最初からこの地に存在したかの様に見せかけるために、古事記を編纂させるのです。後に、神皇正統記として書き換えられたりもします。
天皇家の古式諸々が純朝鮮的だと言うことは、大陸からやって来た新型武装兵力だと言うことを証拠立てています。

だからと言って何うだと言うことではありません。唯、天皇家を神懸かりにして、民族の統一を図ろうとすることは、全てを有りの侭に認識し、その上で行動するという近代的思考と、何処かづれて居ないでしょうか。

卑弥呼が天照大神だなんて説、私初めて聞きました。
誰がどう見ても天照大神は時の女帝元明天皇へのオマージュだとしか考えられないと思います。

宋書倭国伝に記載されている安東将軍のものだとされる古墳と、その後の天皇陵から出土した副葬品の違いが、およそ100年ぐらいかけて緩やかに変化していることから、両者が異民族だと考えるのには無理があるのですよ。

大陸から来た軍隊に日本先住民が武力で支配されたというのなら、それだけの大事件が、中国の史記に何も書かれてはいないのはやはりおかしいです。

全てをありのままに認識する近代思考の持ち主で、未来を憂う民なんて名を名乗るのでしたら、私の論に間違いがあるのか反証してください。

by sweetmitsuki | 2006-05-30 19:40 | ぬくぬく引きこもり記 | Trackback | Comments(2)
Commented by antsuan at 2006-05-30 20:13
トラックバック有り難う御座います。古事記にしろ日本書紀にしろ時の権力者が歴史を捏造して書かせたものでしょうが、それでも何か出来事が有ったことはそこから伺い知れます。もし、大陸からの侵略者が日本征服に成功したのならば、こんなお人好しな民族が形成される訳は無いと思います。これも単なる想像ですが。
Commented by mitsuki at 2006-05-31 20:22 x
あまりに厚顔無恥なウソ八百を読まされて、ついハッスルしちゃいました。
一体、どういう人間があんな詐術を使うんでしょうね?
天皇の住まう平城京が唐の都を模していながら、外敵の侵入を防ぐ為の城壁を作らなかったという有名な話が、大和朝廷が平和的に統合された何よりの証拠でしょう。
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