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冬物を出そうと部屋を整理していたら、以前訪れた法師温泉(詳しくはコチラ)で買い求めた民話集が出てまいりまして、なかなか興味深い話が載っているのでご紹介します。
ただし、とても恐ろしい話なので、夜、トイレに起きれなくなりそうな人は、決して読まないで下さい。 今の猿ヶ京の益屋の前に大きな庚申塔がたっているが、昔っからあそこにあったのではないんだと。 昔猿ヶ京にちょうないという人がいたんだって。 ちょうないは働き者で村外に出て働いてたんだ。 ところがそのかみさんが間男をした。 ちょうないは気がついて 「よし、おっ殺してやる。」 といったと。 ある日、家の外の戸で待ち伏せした。まだ外は薄暗っかったということだ。 やがて戸が開いた。ちょうないは、 「この野郎ーっ」 って出て来た男に刀を振り上げ 「バサッ」 と斬ってしまったんだと。 間男だと思って斬りかかったんだけど、斬った男は、舅さんだったんだと。 ちょうないは、舅さんを殺してしまったんだよ。 そして、岩鼻の代官所に囚われ十二河原で処刑になったと。 それからだよ、おかみさんが・・・ (共同調査資料集「いちがさけた」より抜粋) さて、ここで問題です。 おかみさんは、ちょうないさんのたたりで、どんな恐ろしい目に遭ったのでしょうか? <以下次号>
by sweetmitsuki
| 2007-10-31 21:33
| おどろけー
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Comments(6)
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saheizi-inokori at 2007-11-01 08:03
はらはら、どきどき、楽しみにしてます。
たしかにあそこには何か物語がありそうな場所でした。
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mitsuki
at 2007-11-01 21:26
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朝から考えていたのですが、答えが浮かびません。無理矢理ひねり出した答えは「ひげがはえてきた。」
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ねんねこ
at 2007-11-02 11:33
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浮気ができないように夜になるとネズミになってしまうとか?
ま・・いろいろとつっこみ所が多いんですが ここは単に「こわい話」ってことで 民話をすなおに楽しむことにします。 このくらいにふんわりと雪がふる頃の露天風呂って好きです。 風呂に虫が落ちてくることも無いですから・・・ ==;
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mitsuki
at 2007-11-02 22:05
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mitsuki
at 2007-11-02 22:10
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ねんねこ先生
民話の世界は、「本当は怖い話」でいっぱいです。 これからの季節、寒くて憂鬱ですが、雪を見ながら温泉に入れる、と思えば楽しく過ごせるというものです。それが例え、銭湯のペンキの富士山だったとしても。
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