mitsukiのお気楽大作戦

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こわい話(後篇)

前回の話の続きです。



ちょうないは、舅さんを殺してしまったんだよ。
そして、岩鼻の代官所に囚われ十二河原で処刑になったと。
それからだよ、おかみさんがオナラをすると火を吹くようになったんは。
それから、とうとう自分に火がついて死んじまったと。
ちょうないのたたりは恐ろしいもんだった。
それで、村の衆はちょうないの霊を慰める為に大きな庚申塔を立てたんだって。
(共同調査資料集「いちがさけた」より、伝説・火ふき女)


と、いう訳で正解は「オナラで焼け死ぬ」でした。
いやー、人の怨みは本当に怖いですねー。
e0078674_21114975.jpg庚申塔というのは道教の教えによるもので、江戸時代に盛んに作られたため、大都市のど真ん中でも探せばたくさん見つける事が出来ます。腕が六本で貌はお不動さまのような恐ろしい姿をした青面金剛か、見ざる、聞かざる、言わざるで知られる三猿の像が彫ってあるのが普通ですが、「庚申塔」と文字だけ彫られただけのものも珍しくありません。
普段、何気なく通り過ぎている路傍の石塔にも、もしかしたらこんな不思議な逸話があるのかも知れませんよ。
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by sweetmitsuki | 2007-11-01 20:48 | おどろけー | Trackback | Comments(8)
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Commented by saheizi-inokori at 2007-11-02 10:54
なんとまあ!そんな落ちを誰が想像するのでしょう。メタンガスという知識はなかった時代にそういうことを考えるというのは実験的精神の持ち主がいたのかも。火傷したろうに。
Commented by ねんねこ at 2007-11-02 11:42 x
ここいらにも「庚申塚」って地名、まだありますよ。
「たたり」が生きていた時代。
人の心は今よりも「まっとう」だったんかしらねぇ。
Commented by mitsuki at 2007-11-02 22:16 x
佐平次さま
お手洗いの腐敗物が引火爆発する危険があるものだという事を、昔の人は経験から知っていたようですね。
真実は小悦よりも奇なりです。
Commented by mitsuki at 2007-11-02 22:20 x
ねんねこ先生
悪い事をすれば、報いがある。
今の世の中も、それは変わらないでしょうに。
庚申塚を祀る習慣は廃れてしまったとしても。
Commented by saheizi-inokori at 2007-11-03 11:12
昨日、マッサージの先生にこのブログの話をしたら彼は子どもの頃実験したそうです。パンツの上からブルーの火が燃えたそうです。
Commented by mitsuki at 2007-11-03 15:25 x
佐平次さま
集めれば資源として利用出来そうですね。地球に優しいエネルギー。
オナラだけにハイ ブリッド。
(すいません下品で)
Commented by 旅人 at 2007-12-02 14:24 x
この村を通りかかると村人たちが立ち話。

彼らの横で知らぬフリをして聞いていると・・・・

「腸内のたたりが・・・おなら」とか。

落語のような落ち。子供を集め火を囲み婆あが語る話としては為になる。

腹の調子の悪い子供らは火には気をつけたことだろう。 日記(面白い話)
Commented by mitsuki at 2007-12-02 20:22 x
旅人さま、ようこそいらっしゃいませ。
この話は怖いんだか可笑しいんだかわからない所に意義があると思います。
これからも、法師の語り部の皆様には頑張って語り継いで貰いたいものです。