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mitsukiのお気楽大作戦


手作り雑貨と原チャリ放浪と雑学で綴る、実践お気楽ライフ
by sweetmitsuki
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まほろばへの道

まほろばへの道_e0078674_0375586.jpg鎌倉に、幕府が開かれる前の関東の歴史というと、いまいちパッとしないイメージがあったのですが、本を読んでみると古代へのロマンをいざなう旧所名跡や埋土文化財がかなりの数あるので、首都圏近郊の古代の史跡をいいかげんにお気楽に考察する新カテゴリ、立ち上げてみました。
第一弾として大化の改新で知られる藤原鎌足ゆかりの、千葉県木更津市の高蔵寺に行って来ました。(高蔵寺へのアクセスはコチラ
意外と知られていない話ですが、天皇の外戚として権威を振るった藤原氏は、関東出身の豪族です。
高蔵寺の伝承によると、この里の有力者だった猪野長官という人物が、四十歳になっても子供が出来なかったため、観音様に祈願したところ、すぐに娘に恵まれた。ところがその娘が年頃になってもいい人が現れなかったので、改めて祈願すると、「鹿島に行きて日天を拝せよ」とのお告げがあり、その通りにして結婚、生まれた男子が、のちの藤原鎌足なんだそうです。
このお話、大化の改新での藤原鎌足の活躍と合わせて聞いてみると、何かに似てると思いませんか?
①老夫婦が神仏に祈願して子宝を得る。
②都へ出てめきめき頭角をあらわし、宮中へ出入りする身分となる。
③朝敵を討ち滅ぼし、故郷に錦を飾る。
お伽話の「一寸法師」にそっくしだと思うのは、私だけでしょうか?
もっとも、これはあくまで伝説で、藤原氏の始祖は、鉄鉱石の鉱脈を求めて日本に帰化した百済人だという説が有力ですけど。
まほろばへの道_e0078674_117448.jpgさて、せっかく木更津に来たのですから港を見ないわけにはいきませんね。
これは私が食いしんぼだからではなく、日本武尊の東征伝説(詳しくはコチラ)にもあるように、古代人は西から東へ渡る時、中央山岳地帯を避け陸路ではなく航路を使ったと考えられるからです。
さて、木更津といえばやっぱしハマグリを食べないわけにはいきませんね。
これは私が食いしんぼだからではなく、「日本書紀」に日本武尊のお父さんである景行天皇も食べたと書いてあるからです。(詳しくはコチラ
ハマグリもいいですけど、イサキの塩焼きなんかもいいですね。豪快に頭から串に刺して炭火の直火の遠火でじっくりと炙ったのをお行儀悪く手づかみで頬ばる、これぞ港ならではの御馳走!
古代史には関係ありませんけど。
まほろばへの道_e0078674_1371528.jpg

画像は木更津にある海鮮茶屋活き活き亭。詳しくはコチラ

by sweetmitsuki | 2008-03-03 00:46 | 古代史でポン | Trackback | Comments(6)
Commented by saheizi-inokori at 2008-03-03 10:41
千葉勤務が長いのに知らなかったことばかり。
イサキの塩焼きをこんな風にするのも。
Commented by sweetmitsuki at 2008-03-04 05:53
佐平次さま
高速バスに乗って今回はじめて東京湾アクアラインを利用したのですが、途l中海ほたるに立ち寄ろうとしたら、海ほたるには高速バスは停車しないそうで、海ほたるにはマイカー持ちでなければ辿り着けないことが明らかに。
原チャリだってガソリン税払ってるんだから、人のお金でそんなもん作るなー、と叫んでまいりました。
Commented by saheizi-inokori at 2008-03-05 08:05
異議な~し!
Commented at 2008-03-05 10:13
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by sweetmitsuki at 2008-03-06 06:15
とはいえ、東京から1時間足らずでアクセス出来る高速バスはやっぱしありがたいです。
料金がJRと大して変わらないのが気にかかりますが、座れば乗り継ぎも乗り越しも心配なく行けてしまう便利さは魅力的です。
木更津にはもうひとネタあるので、近いうちまた行って来ます。
Commented by sweetmitsuki at 2008-03-06 06:19
鍵コメさま
ブログでそのような依頼を受けるのは初めてですが、ご期待に応えられるよう頑張りたいと思います。
いつでもお気軽にご連絡ください。
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