mitsukiのお気楽大作戦

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2007年 03月 05日 ( 1 )

コスタリカ式平和のつくりかた

カレンさんコスタリカを語る
カレンさん招へい実行委員会編
草の根出版会発行
e0078674_18584749.jpg小さな出版社の刊行書なので手に入りにくいかも知れませんが、大きな書店や図書館に行けば置いてあると思うので、平和に関心のある人は是非読んでみて下さい。
この本は夢想家が書斎に引きこもって描いたファンタジーやおとぎ話ではなく、すべて現実に起きた事が書かれています。
普通おなかを痛めたお母さんが赤ちゃんの産声を聞いた時、この子が戦争で死にはしないかと心配する事はまず無いと思います。
ところが残念な事に、母親がわが子を戦争で亡くす事が無いと確信しているのは、この広い地球上で、日本人とコスタリカ人だけなのです。
日本とコスタリカには他の国には無い特別な決まりがあります。
それは、どんな事があっても決して暴力を振るわないと宣誓した憲法です。
もちろん、憲法があるから自動的に平和だった訳ではありません。軍事独裁政権と反政府ゲリラが血で血を洗う政争に明け暮れている中南米に位置するコスタリカで半世紀もの間、武器を持たず平和を維持し国民の安全を守り続けて来た事が並大抵の苦労では無かった事は、私達日本人には痛いほど良く分かります。
IMF(国際通貨基金)、WB(世界銀行)、AID(開発途上国援助機関)の三大国際金融機関から防衛力の不備を理由に融資を受けられなくなりそうになった事もあるそうで、この辺が外圧に負けて在日米軍の存在を許している私達には読んでて辛い話です。
でも、イラク戦争等の現実を目の当たりにした今、多くの人が「戦争は嫌だけど戦争は無くならない。」と思っているのではないでしょうか。
2002年10月、日本を訪れたコスタリカ元大統領夫人、カレン・オルセンさんは、こんなメッセージを残して下さいました。
『先進技術で世界のリーダーである日本は、文化や教育、精神的な面でも、必ずリーダーになれるでしょう。日本の人たちの心にわずかな恐れがあるなら、ぜひコスタリカに来て、見てください。軍隊がなくても、しあわせに暮らしていることを。』
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by sweetmitsuki | 2007-03-05 19:48 | Trackback | Comments(8)