mitsukiのお気楽大作戦


手作り雑貨と原チャリ放浪と雑学で綴る、実践お気楽ライフ
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借りごしらえのアンジェリカ

e0078674_1751332.jpg新緑が萌える季節になりましたね。
放射能が怖いのですが地場産の野菜とかも普通に出回っている事だし、原始人ごっこ、再スタートです。
今回の食材は、今が旬のフキ。
フキは縄文時代から食べられてきた日本原産の野菜で、現在、食卓に上る野菜のほとんどは外国から渡って来たものなので珍しいものになってしまいましたが、江戸時代ぐらいまではお公家さまもサムライもお百姓さんもみんなこれでご飯食べてたんですよ。
そのフキを、フランス菓子にしちゃいます。
アンジェリカってご存知でしょうか?ケーキやクッキーに入ってる緑色のドライフルーツなのですが、もともとは薬草として根を婦人科の鎮静剤や強壮剤として用い、このような薬効をもつので天使のハーブと呼ばれているヨーロッパの薬膳で、アンジェリカとはエンゼルのフランス語読みです。
ただのお菓子の飾り付けじゃあないのです。
それを、こちらも薬効があって漢方薬(日本のものだから漢方薬っていうのも変ですけど)として処方されてもいるフキを使って作ります。

まず、フキを採ってきましょう。最近、毒草を山菜と間違えて食べる事故が多発してますので気を付けてください。
大きく育ったフキを他のものと間違える人は少ないと思いますが、フキのとうはよく似た毒草がいっぱいなので素人は手を出さないのが賢明です。
日当たりのよい土手があれば都会でも普通に生えてますが、ワンちゃんの散歩道や車の排気ガスを被るような場所のは避けましょう。
採ってきたフキを鍋に入る大きさに切り、ぐらぐら煮立った鍋に入れアクを抜きます。煮立ったら素早く冷水に晒すときれいな色が保たれます。今の季節ならアクも少ないのでアク抜きはほどほどにしておきましょう。苦味も風味のうちです。
次に、皮を剥いてキッチンペーパーでよく水分を取ったら、砂糖を混ぜてしばらく置きます。
フキから水が沢山上がってくるので、フキが浸るくらいになったら弱火にかけて、砂糖液をからめながらゆっくり煮詰めていきます。
飴 状になるまで煮詰めたら、バットなどにグラニュー糖を広げフキを入れ、転がしながらまんべんなくまぶしつけ、網にとって乾かせば出来上がりです。
e0078674_18494690.jpg
出来あがったのがこれ、着色料などは使っていない、ましてやPCで色調整なども一切していない天然のフキの緑色です。
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by sweetmitsuki | 2012-04-15 18:57 | 原始人ごっこ | Trackback | Comments(4)

本当は怖い桃太郎

e0078674_9171943.jpg日本昔話の「桃太郎」の冒頭に「おじいさんは山にしば刈りに」とありますが、おじいさんはしばを刈ってどうするつもりだったのか、ほとんどの人が知らないようで、かくいう私も、つい最近までゴルフ場の整備の仕事かなんかだと思っていました。
しばというのは芝ではなく柴で、雑木林に生える小枝の事で、二宮金次郎の銅像が背負っているのもこの柴です。(大戦中に作られたコンクリート像が背負っているのは柴ではなく薪、コンクリートだと柴の細い部分を再現できないのです)
大きな薪にいきなし火を点けても燃えないので、まずは小さな小枝を燃やし、その火で炙って火を熾さなければならないので、柴は燃料を薪に頼っていた時代の生活必需品で、柴刈りは農閑期の農家の重要な収入源だったのです。
さて、桃太郎といえば鬼を退治するものと相場が決まっていますけれどもそれは明治になってからのお話で、それ以前は各地方にさまざまな桃太郎伝説がありました。
その中でもひどいのが、鳥取県に伝わる桃太郎で、お爺さんとお婆さんを殺すというものです。(詳しくはコチラ

むかしむかし、お爺さんとお婆さんが山に住んでいて、桃から生まれた桃太郎が村一番の力自慢に成長するまでは一緒なのですが、残念な事に桃太郎は腕っぷしを鼻にかけたゴーマンな人間に育ってしまいます。
ある日の事、桃太郎は村の子供たちと柴刈りに出掛けるのですが、木の根っこを枕に昼寝をはじめまったく柴を刈りません。
もう日も暮れかけてきた頃、桃太郎はようやっと起き上がり、近くにあった大きな木を力任せに引っこ抜いてこう言いました。
「どうだ。俺がいちばんたくさん薪を集めたぞ。」
そしてその引き抜いた木を担ぐと、桃太郎は家へと帰り、担いできた木を家の屋根にたてかけました。
すると、たてかけた木の重みで、家がミシミシと音を立てて潰れてしまったのです。
可愛そうに、お爺さんとお婆さんは潰れた家の下じきになって死んでしまいました。
お爺さんとお婆さんを死なせてしまった桃太郎は奉行所に連れて行かれ、島流しにされてしまいました。
おしまい。


e0078674_1045713.jpgミもフタもなければオチもない話ですが、要するに強過ぎる力は何の役にも立たないどころか大きな災いを引き起こすものなのです。
原発事故がそのいい例ですね。
桃太郎は明治以降、日本青年の模範として語り継がれてきましたが、鬼退治と称してアジアを侵略した日本が辿った末路は、この鳥取版桃太郎に象徴されているのではないでしょうか。
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by sweetmitsuki | 2012-04-01 09:40 | ぬくぬく引きこもり記 | Trackback | Comments(4)