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不如帰が咲きました

e0078674_2181190.jpg狭いながらもわが家の庭に秋の花が咲きまして、いよいよ秋本番です。
庭といっても共同住宅の空き地に勝手に植えてるだけなのですけど、花を植えて怒る人もいないでしょう。
花を植えるときの肥料として、コンポストで熟成した生ゴミも埋めてあるのですけど、それはまぁ言わぬが花ということで。
鎖国時代の江戸が、100万人を超える大都市でありながらロンドンやパリが頭を抱えていたゴミ問題に悩まされることがなかったのは、ゴミを肥料に使って園芸を楽しんでいた江戸庶民の知恵にあったからで、ゴミを庭(庭じゃないけど)に埋めるのは世界に誇るべき日本の文化なのです。
と、まぁ自分のやってる不法投棄を理論武装で正当化してしまいましたが、つい此間まで「暑い暑い」といってたと思ったら朝晩は着込むくらいの寒さで、気が付けば今年もあと二か月ちょっとになって、もうすぐ本格的な冬の到来ですが、今が一年で一番過ごしやすい季節なのかもしれません。
こんな日は、どこかに出掛けるのももちろんいいですけれども、日がな一日庭いじり(庭じゃないけど)のも楽しいものです。
プランターで育てていたイチゴが、初夏のころまでは絶好調で、株がたくさん増えて植える場所に困るくらいだったのですが、夏の強い日差しはイチゴにとっても過酷なもので、寒冷紗をかけるか、そうでなければプランターごとどこか涼しい場所に移動させてあげなきゃならなかったんですけど、忙しくて時間がなく、水やりも、平日は毎朝の支度と一緒に習慣的にできてたのですが、休日は起きるのが遅くてつい忘れてしまい、結局一株だけ残してあとは全部枯らしてしまいました。
e0078674_3134049.jpg
これから春に向けて、この一株だけでも実を結んでくれるよう、がんばって育てていきたいです。
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by sweetmitsuki | 2012-10-22 02:19 | 金魚鉢の中の宇宙 | Trackback | Comments(2)

逆輸入されないとわからないこと

2005年1月、スマトラ沖地震による大津波の被害後にジャカルタで開催された「東南アジア諸国連合緊急首脳会議」で、シンガポールのリー・シェンロン首相が、当時の小泉純一郎内閣総理大臣に「日本では子供の時から津波対策を教えるため小学校の教科書に『稲むらの火』という話が載せてありますけど、あの話は史実に基づくものですか?」と尋ねました。
残念ながら小泉総理は、戦後世代で戦前の教科書に書かれていたこの話を知らず、東京の文部科学省に照会したけれど、文部科学省の職員も、誰も知らなかったそうです。

外国人はよく知っているけど、日本人は誰も知らない日本史というのは、今まで何度も聞いていて、さすがにもうないだろうと思っていましたけど、また聞いてしまいました。
世の中、私の知らないことだらけです。
まぁ、歴史通で知られる小泉元総理以下文部科学省の職員が誰も知らないのですから、本当に誰も知らないのでしょう。
気を取り直して、『稲むらの火』とはどんな話なのか紹介させていただきます。

村の高台に住む庄屋の五兵衛は、地震の揺れを感じたあと、海水が沖合へ退いていくのを見て津波の来襲に気付きます。祭りの準備に心奪われている村人たちに危険を知らせるため、五兵衛は自分の田にある刈り取ったばかりの稲の束(稲むら)に松明で火をつけました。火事と見て、消火のために高台に集まった村人たちの眼下で、津波は猛威を振るいます。五兵衛の機転と犠牲的精神によって村人たちはみな津波から守られたのでした。

舞台となったのは、1854年の安政南海地震で、このとき、紀州藩の広村(現在の和歌山県広川町)に襲来した大津波を、事前に潮の変化で悟った浜口梧陵が、大量の藁(わら)の山に火をつけて、村人を安全な高台へ避難させ村人を救ったという故事を題材にしています。
浜口梧陵氏は、実はあのヤマサ醤油の七代目当主で、そしてこの話を書いたのはラフカディオ・ハーンです。
ハーンは、1896年岩手県三陸沖で起こった明治三陸沖地震のときの津波被害の報に接して、この作品を書いたといわれています。
ハーンの聞き違いで、実際に火を点けたのは刈り取ったばかりの稲穂ではなく脱穀が済んだ後の稲藁であるとか史実と異なる点はいくつかありますが、英語で書かれ海外で絶賛されたこの物語を地元の小学校の先生をしていた中井常蔵氏が日本語に翻訳したものがそのまま採用され、1937年から終戦後の1947年まで、尋常小学校5年生用「小学国語読本巻十」と「初等科国語六」の教科書に掲載されましたが、GHQにより削除されてしまいました。(現在はは2011年度より、再び小学校教科書に掲載されているそうです)
あとから調べてみてわかったことですが、美智子皇后陛下はこの物語を知っていて、小泉氏がジャカルタの会議で質問を受けた数年前の1999年に、宮内記者会の質問に対する回答の中で、次のように述べています。

「子供のころ教科書に、確か「稲むらの火」と題し、津波の際の避難の様子を描いた物語があり、その後長く記憶に残ったことでしたが、津波であれ、洪水であれ、平常の状態が崩れた時の自然の恐ろしさや、対処の可能性が、学校教育の中で具体的に教えられた一つの例として思い出されます。」

もし、教科書にもっと早くから「稲むらの火」を載せ、津波の被害や早期避難を早くから呼びかけていたなら、今回の地震による被害も、ずっと少なくて済んだのかも知れません。
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by sweetmitsuki | 2012-10-07 00:52 | おどろけー | Trackback | Comments(2)

中華の残骸と日帝の亡霊のみにくい争い

e0078674_3383571.jpg尖閣諸島をめぐって日本と中国が争い得をするのはアメリカで、消費税を増税しなきゃならないほど財政が苦しいというのに、中国を牽制するためアメリカの軍備を買うというのは、どう考えたって利口な人間のすることじゃありません。
それに、たった20億円で買えてしまう島に、本当に1億人の日本人を潤せるほどの資源があるのかどうか、ちょっと考えればわかることです。
オスプレイや普天間の問題で日米同盟が疑問視されてるこの時期に、降って湧いたように安保の必要性が取り沙汰される事件が起きるなんて、何か詐術のにおいがしませんか?
石原という男、国士のような顔をしてますけど、実はアメリカの操り人形の売国奴なんじゃないでしょうか。
尖閣諸島とは、19世紀の終わりまでどこの国のものでもなければ誰も住んでいない無主の島でした。
どうして誰も住んでなかったのかといえば、答えは簡単、人が住めるような島ではなかったからです。
それを日本人の古賀辰四郎が1885年にアホウドリの羽毛の採取やらカツオの水揚げのため日本政府に島の貸与願いを申請するのですが、この時日本政府は
「あそこは中国も航海の指標にしている島だから、国標を建てて開拓にあたると紛争になるかもしれない。」
といって古賀の申請を却下しています。
「じゃあオレが自己責任でやる。」
と古賀は出稼ぎの人びと数十人を雇い島に移り住み「古賀村」を作ったのが日本の尖閣諸島の実効支配の始まりです。
ところが、1894年に朝鮮半島で農民による大規模な一揆が起き、朝鮮の軍隊では対処しきれないので中国の軍隊が出動し、鎮圧にあたります。
そこへ頼まれてもいないのに日本の軍隊が出動し、童話「ちびくろサンボ」で、虎がサンボから奪った衣服を奪い合って喧嘩になったのと同様、日本と中国は戦争になるのですが以外にも中国は弱く日本の圧勝で終わります。
結果、中国は遼東半島、台湾、澎湖島を奪われ当時の日本の国家予算の4倍に近い賠償金を支払わされ、膨大な損害を被ることになり、この時朝鮮から遠く離れた尖閣諸島も日本の領土になりました。
そこへ、ロシアというもう一匹の虎が現れ、遼東半島をめぐって戦争になります。
そして、アメリカという虎が現れ、日本がドロドロのバターになってしまうのは、それからもう少し先の話。
大東亜戦争の激化に伴い、古賀家の長男、善次をはじめ尖閣の住民が島から撤退したのは1940年、以来、尖閣は元の無人島に戻ってしまいました。
中国は
「日本が琉球王国を強制廃止して琉球藩にしたのは1872年、鹿児島県に編入したのが1879年。琉球王国は歴史的には中国に属していたといえる期間の方が古く長い。」
と主張しているのですが、これって植民地時代の理屈であり人間じゃなくって虎の思考なんですよね。
日本も、これ以上同じ土俵で争っていると、またバターになってしまうんじゃないでしょうか。
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by sweetmitsuki | 2012-10-03 05:23 | ぬくぬく引きこもり記 | Trackback | Comments(4)




手作り雑貨と原チャリ放浪と雑学で綴る、実践お気楽ライフ
by sweetmitsuki
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