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mitsukiのお気楽大作戦


手作り雑貨と原チャリ放浪と雑学で綴る、実践お気楽ライフ
by sweetmitsuki
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いんちき小屋のいかさま師

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どうしてなんだかわかりませんけど、仕事(本業の鉄骨制作管理技術士)が忙しく、GW中に出来てなきゃいけないはずのベランダ設置式オランダ型植物工場がまだ図面しか引けてません。
少子高齢化は今に始まったことではなく、平成の初めから危惧されていて、このままどんどん人口が減るのなら、空き家ばかりが増えて大変なことになるはずなのに、なんでわざわざ新しく家なんか作らなくちゃいけないのか、作ってる自分にもわかりません。
まったく、今の世の中どうなってるんでしょうか。
「今どきの若いもんは選挙にもいかず、政治に関心がなくてけしからん。」とお嘆きの御仁。今どきの若者で気概のある奴は、政治に興味がないのではなく、政治や政府なんて腐りきったものなんて、最初から相手にしていないようですよ。
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独立国家のつくりかた
坂口恭平 著
講談社現代新書 刊

破天荒で扇動的なタイトルですが、内容はもっとぶっ飛んでます。
2011年5月10日に設立されたという、新政府とかいうのの文部大臣には中沢新一氏が就任していて、本の内容もなるほど、中沢新一氏のエッセンスが詰まっています。
どうして家を買うのに35年ものローンを組まないといけないのか?
それは、政府が国民を借金で縛って、過労死する寸前まで働かせないと、この国の経済が回らないからで、そんな政府や経済の在り方は間違っているのです。
「これからは、ちゃんとやってよ。もぉ~。」なんて、DV夫と別れられない女房みたいな態度でいるのはもうやめましょう。政治家を見捨て、自立して新しい生活を切り拓くのです。
その第一歩となるのが、モバイルハウス(家は上物だけなら10万円程度でDIYで素人にも作れる。)による不動産に依存しないライフスタイルです(こんなふうにいうと格好良く聞こえますけど、要は河川敷にブルーシートで暮らしてる人たちのアレです。)が、太陽光パネルによるオール電化システム(100W限定)も、道端の食べられる野草グルメマップも既にもってるおねいさんとしては、まだまだ詰めが甘いところが山ほど見受けられ、それは実行していくうちに解決の糸口をきっと見つけられるのでしょう。
35年のローンを組んで、本当に35年後に会社は倒産していないのか?それより先に自分が過労死していないのか?年間3万人というこの国の自殺者の数は、どう見ても狂ってるとしかいいようがありません。
多額の借金を背負わされ、労働を強制されている今の生活環境は奴隷と変わりありません。お金という軛から解放されるべきなのです。




# by sweetmitsuki | 2019-05-25 03:51 | 家の裏で原発が死んでる | Trackback | Comments(1)

変わらないもの

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平成から令和になりましたが、巷では早くも次の天皇に誰がなるのか話題になってるそうです。
歌手の宇多田ヒカルさんが「日本には過去に八人十代の女性天皇がいる。」とツィートしたのがきっかけらしいのですが、正直な話、そんな話題に盛り上がれる今のお気楽な日本人が羨ましいです。
こんなことをいうと歳がバレますけど、昭和から平成に変わるときには、ただただ重苦しい雰囲気しかなかったように記憶してます。
当時は徳仁さんも文仁さんもまだ結婚してなくて、このままでは皇室の存続がやばい。でも皇室なんて堅苦しい家に嫁ごうなんていう女性はいない。どうしよう。どうしよう。そんな感じでした。
それから、ノストラダムスの大予言というとんでもないデタラメがまことしやかに噂されていて、1999年(平成11年)世界人類が滅亡するといわれていたんですけど、そんな話はもうみんな忘れちゃったんでしょうか。
それは単なるデマではなく、それを信じる狂信者たちが実際に無差別テロをやってのけたんだから、そこまでいくともうデマもデマではありません。
ベルリンの壁が崩れ、ソ連が崩壊し、中国では民主化を求める学生が戦車に轢き殺されていました。
アメリカが中東の戦争に介入し日本に「旗を見せろ!」といってきたのもその頃でした。
それから、幼子を次々に殺害し警察に挑戦状を送りつけてきた凶悪犯がいましたっけ。それもひとりやそこらじゃなかったような気がしましたけど、その辺のことは私ももう忘れてしまいました。嫌なことは忘れてしまいたいし思い出したくもないです。
「元号が変わっただけで何も変わってないのにどうしてそんなに騒いでいるんだ?バカじゃないのか。」と嫌味をいう人がいますけど、私にはそうやってポジティブに未来を捉えることのできる若者が眩しいです。
次の天皇が愛子ちゃんだろうと悠仁君だろうと心底どうでもいい話ですが、私はまだそこまで年老いてはいないので、四君に仕える光栄に与かれる身分になるようです。
何ができるわけでもなく、何もできないのですが、見届けるぐらいはできるでしょう。

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1945年3月19日浅草、松屋屋上から撮影した東京。
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2019年スカイツリー展望デッキから眺めた東京。よく見ると吾妻橋と駒形橋はほとんど変わってません。


# by sweetmitsuki | 2019-05-19 22:02 | 東京大空襲を忘れない | Trackback | Comments(2)

茶柱立てば日本晴れトンビもくるりと宙返り

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桜はもう散ってしまいましてけど、ゲンゲが花を咲かせました。
野原一面のゲンゲ畑を見ることももう少なくなくなってしまいましたけど、ゲンゲは自然には育たず、人間が秋の刈り入れを終えた田んぼにわざわざ種を蒔いて育てるんだそうです。
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なんでそんなことをするのかというと、稲のいい肥料になるので、花が咲いたら実を結ぶ前にぶっ潰して緑肥にしてしまうため。最近ゲンゲの花畑を見なくなったのは、化学肥料にとって代わられたせいもあるのですが、稲の品種改良が進みゲンゲが花咲く前に代掻きを済ませてしまわないといけないからで、のんびりしてられない時代になったものです。

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雹にかなり手酷く痛い目に遭いましたが、エダマメは順調。
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植えてからひと月ぐらい芽がでなかったのでどうしようかと思いましたが、トマトもようやく顔を出しました。
タッパーのザルに入れてあるのはバーミキュライトの浸透作用を利用した水耕栽培をするためなのですが「横着じいさんの超かんたん水耕栽培 いつでもレタス!(伊藤龍三著 文芸社刊)」
を参考にしているものの、どうなるのかはまったく自信がありません。夏場のベランダでの給水装置をGWを利用して作るつもりだったのですが、トマトの芽がでなかったせいもあって、何もしないまま休みを終えてしまいました。
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大型連休最後のランチは、春らしくアサリの炊き込みご飯にしようかと思っていたのですが面倒なのでアサリの大粒のいいのが手に入ったので酒蒸しにしてみました。
げんげんに座して女のものを喰ふ
って誰の詩でしたっけ。


# by sweetmitsuki | 2019-05-06 16:11 | 金魚鉢の中の宇宙 | Trackback | Comments(4)

DON'T TRUST OVER 30

従軍慰安婦問題というと日韓問題のように捉えている人も多いと思いますけど、実際にピーとして兵士に性を供出させられた女性には日本人もたくさんいたのですから、日韓問題ではなく人権問題なのですよ。
当時は世界恐慌のせいで富豪と呼ばれた家の令嬢でも、破産して遊郭で働かさせられる破目になった話は珍しくもなんともなかったので、平成不況の今、他人ごととして片付けていい問題ではありません。
関東大震災のとき、多くの朝鮮半島出身者が虐殺された事件は有名ですが、これも実際には日本人の反政府活動家や無政府主義者が虐殺されていて、朝鮮人だとか日本人だとかいう前に、官憲にたてつく奴には容赦がなかったのですよ。
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村に火をつけ、白痴になれ 伊藤野枝伝
栗原康 著
岩波書店 刊
今まで無政府主義者の大義なんて知りたくない、聞きたくない、忘れてしまいたいと、そればかし考えてきましたけど「忘れるためにも、知らなくちゃ。」とのコメントを頂き、それなら読んでやろうじゃないかと手に取ったのがこの本です。
やばい。超おもしろい。超かっこいい。無政府主義サイコー!
滅茶の下に苦茶がつき、さらにその上に破茶がつきます。
大正時代というと浪漫とかなんとか美しいものを想像してしまいがちですが、当時の日本人はそれはもう酷いものでした。その辺をまず引用させていただきましょう。

ちょうど、第一次世界大戦を前後して、日本でも工業化がいっきにすすんでいた。都市の生活様式が、まるっきりかわってくる。工場ではたらく労働者がこれみよがしにひどい環境ではたらかされている。賃金はひくいし、労働時間もながい。衛生面もサイアクだ。それでいて、文句をいったり、病気になったりすれば、すぐクビにされる。奴隷かよ。(中略)いちど都市でくらしはじめると、仕事がなければ生きていけない、そうおもいこまされる。そして、そういう恐怖をすりこまれたら、もう資本家のおもうがままだ。どんなにひどいことをいわれても、あらがうこともできやしない。(中略)人間が家畜のように、モノのようにあつかわれる。つらい。しかもおそろしいのは、長年、そうやっていうことをきいていると、奴隷たちのほうから主人を崇拝するようになってしまうということだ。

そうはいっても、都市で暮らすいじょう働かなくてはおカネがもらえないし、おカネがなければご飯が食べられません。オマエら、原始人に戻りたいのか?社会は必要だろう。政府は必要だろう。資本家は有難いだろう。官憲は有難いだろう。
ところが、1918年、そんなこともいってられない事件が起きます。米騒動です。

米価の高騰によってコメが買えない。だったらということで、主婦たちが米屋をおそい、その場で廉売所をつくらせる。こっちが買える値段で、やすく売らせるのだ。それでも買えなければ、カネもはらわずにもっていく。米屋がいやがれば怒鳴りつけ、下駄をなげつける。それでもきかなければ、放火である。どうせ食えないならば、コメごと燃やしてしまえと。警察がでてきたら、おっちゃん、あんちゃんたちも加勢して、なぐる、けるに、投石、投石だ。数万人の力でおしかえす。圧勝だ。

ここで間違ってはいけないのは、無政府主義者が市井の主婦たちを扇動したわけでもなんでもなく、主義も主張も持ち合わせていない一介のか弱い女性たちが生活苦から暴動を起こし、官憲に勝ってしまったことで、逆に無政府主義者たちのほうが目覚めさせられてしまったということ。
政府なんかなくたってなんとかなる、むしろないほうがうまくいく。
無政府主義とは、遠い未来に理想を抱くのではなく、むしろ逆です。
昔は女の人がお産をするとき、どこからともなく産婆さんや世話焼きのおばさんがやってきて無償でだいたいのことはやってくれました。病気のときも、誰かが薬草を摘んできてくれたり、看病してくれました。このことは考古学資料から明らかになっていて、縄文時代、生まれつき歩行能力のなかったことが骨格から推測される人が、当時の平均寿命より長生きしていたことが遺跡から確認されています。
とはいえ、縄文時代に逆戻りするのは無理でしょうから、現代人は現代人なりに生を拡充していけばいいのです。
腹が減ったら、満たせ!金持ちの家に土足で上がり込み、奴らから奪え!咽喉にフォークを突き刺し、スプーンで眼球を抉れ!真っ赤なソースで晩餐を染め上げろ!
こんな過激なことをいいたいわけではないのですが、それくらいの気概は持ちたいものです。くれぐれも気概を持ちすぎて「ち」を中に入れてはいけませんけど。
まあ、結局は関東大震災のドサクサに紛れて憲兵にぶっ殺されてしまうんですけどね。
野枝も辻(野枝の情夫1号)も大杉(野枝の情夫2号)も震災当時は罹災者を救済するのに精一杯だったのですが、困った時に人を助けようとするのがアナキスト。殺そうとするのが官憲です。すでに朝鮮人の虐殺は始まっていました。
歴史の本はそれなりに読んできて、それなりに分かっているような気になっていましたけど、まだまだ知らないことがいっぱいです。
そして、一度知ってしまったら、もう知らなかった頃の自分には戻れません。




# by sweetmitsuki | 2019-05-02 15:07 | おどろけー | Trackback | Comments(4)

1919

もうすぐ平成が終わり、令和が始まります。元号が変わることが良いことなのか悪いことなのか私にはわかりませんけど、たとえば昭和39年の東京オリンピックといわれても何年前のことだかわかんないように、過去の出来事がわからなくなってしまうのは確かなようです。
ですがそうですが歴史がわからなくなるのが悪いことなのかということかというとそうでもなく、都合の悪い歴史は忘れてしまえるのですから良いのかもしれません。
実は私、今年の春の桜が咲く前まで、伊藤野枝と金子文子は同一人物だと思っていました。ですがそうですがテロリストの情婦で関東大震災に遭遇しているなど共通項は多く、大正という時代を中途半端にしか知らない人なら仕方のないことではないのでしょうか。
今から百年前の1919年、パリ講和会議が開かれました。
普通日本人にとって戦争というと第二次世界大戦のことですが、第二次というからには当然第一次があったからで、その後始末が出来ていなかったから第二次が起きたわけで、その第一次世界大戦の決着をつけるべく開かれたのがパリ講和会議です。
この会議の席上でアメリカのウィルソン大統領が「民族自決」を提唱したのは有名な話ですが、これはアメリカのオリジナルではなく、1917年にロシア革命が起きソ連が周辺の少数民族の独立を認めたのが始まりです。
アメリカは世界の人びとがソ連の理想に惑わされないよう、あとから提案したに過ぎません。
ですがそうですが、ウィルソンの提唱した民族自決は、あくまでヨーロッパ内部に限定したものだったのですが、朝鮮ではこの宣言が自分たちにも適応されると思い、独立に向けて蜂起します。
日本もパリ講和会議の席上で「人種差別撤廃」を訴えていたので、ポリシーに反することはしないと踏んでいたのでしょうが、日本は朝鮮の独立運動を軍隊を動員してガッツリ鎮圧してしまいます。
とくに堤岩里という村では、事件に関係のないキリスト教の施設を襲撃し、無抵抗な非武装の人びとを虐殺してしまいました。
これがパリ講和会議の席上で大問題になり「日本はなんてひどい国なんだ。こんな国に植民地を統括する資格などない。」と非難されます。
ですがそうですが、日本にしてみれば「イギリスがインドに対してやってることやアメリカが黒人に対してやってることとどこがどう違うんだ。」というようなものでしたが、ですがそうですが、ここでこんなく○み○な話がしたいわけではありません。
要するに、第一次世界大戦後に世界の人びとが抱いていた理想と現実のギャップが埋まらないまま妥協してしまったので第二次世界大戦が起きてしまった。ということなのではないでしょうか。
では、第二次世界大戦後に世界の人びとの理想は叶ったのかというとそんなことはなく、朝鮮の日本に対する遺恨は今も続いていますし、第一次世界大戦後に独立したセルビア人によるボスニア紛争は1995年まで続きました。
それでも第三次世界大戦が起こらないだけの叡智を世界の人びとは持っていると信じたいのですが、結局歴史を振り返ってみてもこんな○そ○そな話にしかならないんですよね。
いっそ都合の悪い歴史はすべて忘れてしまったほうが楽なのかもしれません。


# by sweetmitsuki | 2019-04-28 11:01 | 東京大空襲を忘れない | Trackback | Comments(4)

花咲く森の道クマさんに出会った

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森の中で熊に遭遇したらどうすればいいでしょう。
逃げるのがいちばんですが、俊足の熊に逃げ切れる可能性は低いです。
死んだふりというのは迷信で、まったく効果がないそうです。
熊は蛇が苦手だからベルトを蛇に見立ててくねくね動かすというのは効果がないわけではないそうですが、かなりの演技力が必要で素人が即興でできそうにありません。
ではどうすればいいのかというと、言葉で説得するのがいいそうです。
もちろん熊に人間の言葉はわかりませんが、蛇のように小さな躯体でも自分を脅かすポテンシャルを持つ生き物がいることを熊は知っています。
熊を相手に怖れず逃げもせず対峙すれば、警戒心の強い熊は襲ってこないそうです。
と、本に書いてあったのですが本当に森で熊に出会って言葉による説得を試みて効果がなかったとしても私を恨まないでくださいね。
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アイヌ文化で読み解く「ゴールデンカムイ」
中川裕 著
集英社新書 刊
「ゴールデンカムイ」というアニメをご存知でしょうか。
函館戦争で戦死した土方歳三が実は生きていて、小樽で隠居していた永倉新八とともにアイヌの隠し埋蔵金を発掘してそれを軍資金に理想国家を建設すべく縦横無尽の大活劇を繰り広げるという歴史浪漫です。
ただし主人公は土方歳三ではなく埋蔵金の在り処を知る唯一のアイヌ、ウイルクの愛娘アシリパ。少女と白いオオカミというとジブリの「もののけ姫」と被りそうですがパクリという印象はありません。
このアニメでいちばん面白いのは、まだ十代前半の可愛らしい少女アシリパが北海道の希少な野生動物を片っ端から殴り殺して食べてしまうところ。
こんなふうに書くと残酷なアニメのように思いますけど、軍の追跡を逃れるため野営しながら旅を続けているのでサバイバル生活は当然でしょう。
その他、物語の中にアイヌの狩猟、食文化、生活様式、信仰などが詳細にわたり紹介されていて、思わず見惚れてしまいます。
この本は単なるアニメの解説書に留まらず、アイヌの目線から日本近代史を捉えるという画期的な内容となっているのでアニメに興味のない人にもお勧めです。
というか、シサム(隣人を意味するアイヌ語。本州以南の日本列島に住む人のこと)の歴史しか知らないのに日本史を語るなかれ。この本を読んでアイヌの歴史を勉強してから日本史を語るべし。とまでいいたくなるようなボリューム。
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私を含め、シサムはかなりアイヌを誤解していたようです。
いちばん大きな誤解は、そうはいってもアイヌ文化を現代に復元するのは不可能でしょ。という誤解。
アイヌは動物や自然現象の他、刃物などの人工物をもカムイとして扱うのですが、その感覚でいうとスマホもカムイということになります。
変に感じるかもしれませんがスマホの使い方を誤りフリーズさせてしまった時「スマホの機嫌を損ねてしまった。」と感じるのは現代のシサムも同じでしょう。それは、スマホを単なる物ではなく人間と同格に扱っているからに他なりません。
シサムとちょっと違うのは、たとえば水のカムイというと水を司る神さまがいて人間に水を授けてくれるというような感じですが、そうではなく水そのものがカムイなのです。ですがキッチンに天ぷら油の残りを流せば水が悪くなってやがて水が飲めなくなってしまうのは、シサムもアイヌもよその国も同じことです。
アイヌ文化とは決して絵空事ではなく、もっと合理的な世界観からきているのです。
原作のマンガは今でも週刊誌に好評連載中で、アニメは三期も企画中。
本読んでからアニメ見るか、アニメ見てから読むか、それともマンガから読むか。
どこから入っても面白いこと間違いなしです。




# by sweetmitsuki | 2019-04-18 21:32 | おどろけー | Trackback | Comments(6)

この世に価値のないものなどひとつもない

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日本には本来いないのに、何故か日本語の名前がついてる生き物はけっこうたくさんあり、たとえばキリンがそうです。
世界各地ではジラフといい、キリンと呼ぶのは日本だけ(中国では長頸鹿というそうです)で、妖怪の麒麟に由来するそうですが、だったらハイエナも妖怪にちなんで魍魎と呼べばよさそうなものですけれど、何故かそうはいいません。
麒麟とキリンはぜんぜん似てないのですが、蔑みの言葉としてハイエナと魍魎はほぼ同じ意味でつかわれるというのに、何故なんでしょう。
動物園にでも行かない限り、日本ではハイエナや魍魎を見ることはできませんが、嫌われ者の彼らでも、掃除係として地球環境の循環に役立っているのですから、そう蔑むものでもないのかもしれません。
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月桂樹とローリエが名前が違うだけで同じ生き物だと知ったのはつい最近のことで、近くの園芸店のハーブコーナーで「月桂樹(ローリエ)」と書いて売られてるのを見たからなんですけど、その月桂樹も春になって新芽が伸びてきたので剪定がてら葉っぱを使って料理してみました。
ただ、園芸店で売ってる月桂樹(ローリエ)を料理に使うときには、お店の人に確認したほうがいいです。同じ月桂樹(ローリエ)でも観葉植物として扱われているものは、口に含むと危険な農薬が使われている可能性があります。
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逆に、メタセコイアと落羽松は名前が違うだけで同じ生き物だと思っていましたけど、違うそうです。こちらはメタセコイア。
どう違うのかはよくわかりませんけど、湖畔など湿地に植栽されてるのが落羽松で、並木道や街路樹などに植えられてるのがメタセコイアです。
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落羽松は沼杉ともいい、近くに行くと靴が泥だらけになってしまうのですが、燕にとって泥は家を建てるのに不可欠な建材。もう燕が巣をかける季節になりました。
とはいっても、まだまだこれから寒い日はありますから、冬物を仕舞うのは先延ばしにしたほうがいいんですけどね。


# by sweetmitsuki | 2019-04-14 13:03 | 金魚鉢の中の宇宙 | Trackback | Comments(4)

種蒔きの季節

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桜が満開ですね。
今年は花の時季が普段よりだいぶ長めのようです。
ですが桜が咲いてるからといって酒を呑んで浮かれて歌って踊ってる場合じゃありません。
桜が咲いたからこそ、待ちに待った季節がやってきました。
畑に種を蒔くのです。
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今年は地面に直接種を蒔きました。
蒔いたのはカネコ種苗の湯あがり娘というエダマメです。
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ポットの種蒔きも欠かせません。
サカタのタネのレジナという、別名をテーブルトマトともいう観賞用トマトです。
成長しても高さが20センチ以下にしかなりません。
これで水耕栽培に挑戦してみるつもりなので、この小ささでないと困るのです。
生き物は風任せお天道様任せ雨任せなのでどうなることやらわかりませんが、今日という日を使って種を蒔きました。
収穫の日の朝が楽しみです。


# by sweetmitsuki | 2019-04-07 20:45 | 金魚鉢の中の宇宙 | Trackback | Comments(0)

桜の栞

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今年も桜の咲く季節になりました。
桜が咲くとみんな口を揃えたように「長生きはするもんだ。」といいますけど、桜が咲いてないときには「年は取りたくない。」といっていて、どっちが本当なんだかわかりません。
もしかすると桜には、人を狂わせる何かがあるのかもしれません。
桜を美しいと感じたり、見ると晴れ晴れしい気分になるのは愛国的な日本人と親日的な外国人で、戦争中日本に酷い目にあった国や地域の人や、左翼的思想の持ち主は、むしろ桜を見ると忌々しい気分になるので、本当に桜には人を狂わせる何かがあるのかもしれません。
桜、特にソメイヨシノは、浅く広く根を張るため地面の舗装に亀裂を生じさせバリアフリーに甚大な悪影響を与える上に、横に大きく枝葉を伸ばすため視界を防ぎ自動車の運転に危険を及ぼすので街路樹にはもともと不向きなのですよ。
そのうえ、ソメイヨシノは一本の木から作られたクローンなので大樹には珍しく「寿命」というものがあり同時期に植えられた木はほぼ60年で一斉に枯れてしまうのです。
ですから、去年まで桜の名所だったところが今年になってみたらハゲ山になっていたなんて話もあり得ない話ではなく、そうならないためにもマメに伐採と植林をして桜並木を更新させているんだそうです。
ソメイヨシノのように大木に育ち、60年ほどで寿命を迎え倒壊してしまう木が公園や街路樹など人通りの多い場所に植えられているというのは考えてみればとても危険な話で、どうしてこんなリスクだらけの木が「美しい」というそれだけの理由で全国に植えられてるんでしょうか。
桜並木を見られるんだったら、その木の下敷きになって死んでもいい、とでも思ってるんでしょうか。
やっぱし、桜には人を狂わせる何かがあるのでしょうね。
ちなみにお役所はその辺の責任問題には敏感で、寿命で伐採するソメイヨシノを植え替える際にはよく似たジンダイアケボノかコマツオトメにしてしまうんだそうで、最近の桜が妙に小振りになってきたのは、気のせいじゃなくてそういう事情があるからなのだそうです。
もちろん例外もあって樹齢100年を超えるソメイヨシノも珍しくはないそうですが、春に咲く花は桜だけではなくコブシだって充分に美しいのですから、そんなに桜にこだわらなくてもいいのではないのでしょうか。


# by sweetmitsuki | 2019-04-01 20:20 | リアルなエブリデイ | Trackback | Comments(4)

春のカゴは美味しいものでいっぱい

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ツクシを摘んできました。
いつも通り3月上旬(先週はまだ咲いてなかった)に咲きましたが、今年は暖冬のせいか、花(というんでしょうか)がもう開いてしまってるものが多く、地球温暖化を懸念するわけではありませんけど、春の、ほんのわずかな間にしか出会えないものに出会えただけ幸運だったのでしょう。
フキノトウは日陰でも咲くうえにお店(スーパーでもレストランでも)でも買い求めることができるのですが、ツクシは日向にしか咲かず、しかもそういうところに限ってワンちゃんの散歩道になっているところが多く、さすがにそういうものは食べられないので手に入れるのに結構苦労します。
苦労してまで食べる価値があるのかといわれればそれまでですけど、私は毎年食べてます。
美味しいだけではなく、春のパワーをチャージするためです。
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今年はオーソドックスに卵とじです。


# by sweetmitsuki | 2019-03-10 12:16 | 原始人ごっこ | Trackback | Comments(2)