人気ブログランキング | 話題のタグを見る

mitsukiのお気楽大作戦


手作り雑貨と原チャリ放浪と雑学で綴る、実践お気楽ライフ
by sweetmitsuki
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
最新のコメント
記事ランキング
カテゴリ
フォロー中のブログ
ライフログ
検索
タグ
以前の記事
ブログジャンル
画像一覧

和の国のハーブ

和の国のハーブ_e0078674_7422696.jpg
知人の家の庭の片隅に生えていた紫色の小さな花を譲ってもらいまして、なんとか無事に鉢の中で育ってくれそうです。
その辺の道端にふつうに生えてる雑草なので、花屋さんでは売っておらず、かといって所有者のわからないものを勝手に掘り起こして持ち帰ると後々問題になりかねないので、偶然この花を見つけお持ち帰りを快諾してもらえたのは願ったり叶ったりでした。
この花はジゴクノカマノフタという、とんでもない名前で呼ばれていて、古くから民間薬として用いられ、鎮咳、去痰、止瀉、健胃、解熱、高血圧、擦傷などなんにでも効き、医者にさじを投げられた病人を甦らせ、冥界の入り口を塞ぐ力があるというそうなのです。
道端にふつうに生えてる雑草に、本当にそんなすごい力があるかどうかは、これから検証するとして、中国の漢方薬、西洋のハーブに相当する、野草から薬用成分を抽出して処方するという治療法が日本にもあることはあるのですが、、あんまし知られてませんし、それを職業にしている人もいません。
他にも日本の民間薬には、ジュウヤク(ドクダミのこと)、ゲンノショウコ、センブリ(TVのバラエティ番組で罰ゲームに使われてるやつ)などがありますが、いずれも道端にふつうに生えてる雑草です。
道端に生えてる雑草でお金儲けができたら、こんなにボロい商売はありませんから、日本では職業として成り立たないのは当たり前なのですが、ではどうして中国や西洋では、漢方薬やハーブが商品として流通していてそれを生業にしている人がいるのか謎です。
和の国のハーブ_e0078674_8231566.jpg実は日本の民間薬を集めた庭園、つまり和風ハーブガーデンを作るという発想はずいぶん前からあったのですが、すべては2年前の原発事故で頓挫してしまいました。
しかしこのまま計画を諦めてしまうのも癪ですし、放射能に汚染された土壌で生活せざるを得ないという今の現状を、より意識して生きていくためにも、事故から2年を機に、花集め、庭作りなど少しずつはじめてみることにしました。
いかんせん、利用できるスペースが限られているので小さなものしか作れないのは確実なのですが。
ハーバルハウスの柱の仮組も終わり、作業は順調です。

by sweetmitsuki | 2013-04-14 08:40 | ハンドメイド大好き | Trackback | Comments(2)
Commented by saheizi-inokori at 2013-04-14 10:48
地獄の釜の蓋!
よく見かけます。
私は漢法をよく利用します。
入念に触診問診をして処方してくれた薬を煎じて飲んでいます。
なんだかものすごくいろいろなものが入っているのです。
Commented by sweetmitsuki at 2013-04-14 17:55
佐平次さま
漢方と日本の民間薬の違いは、いろんなものを調合して相乗効果を利用することで、日本ではそういう発想は育たなかったそうです。
落語にも葛根湯しか知らない医者とか出てきますけど、葛根もそれほど珍しくない、むしろありふれた雑草なのですが、吉野の葛とその辺に生えてる葛は違うんでしょうか、謎です。
名前
URL
削除用パスワード
<< 九条がなくなる日 ベランダトマト始動 >>