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靖国神社の祭神、すなわち戦殉者の数は当時の軍が正確に記録していたから1人の誤差も無いはずなのに、どうしてなのでしょうか。 私は兵士として戦地に赴いた経験のある方からこんな話を聞いたことがあります。 ある日、仲間の兵士が明らかに不審な形で失踪し、その時そこにいた全ての人が「あいつは味方を裏切って敵に寝返ったに違いない。」と思ったそうです。 ところが部隊の上官は「彼は戦死した。」と皆に告げそれ以上捜索をしませんでした。 戦死扱いなのですから靖国神社に神として祀られたのですが、実際には情報を敵に流し戦争が終わるまで自分たちを苦しめ続け、戦争が終わってからは安穏と暮らしてた奴が神様扱いだなんてとんでもない。 だからその方は靖国神社には参拝しないといっていました。 このようなことは稀なケースではなくよくあった話で、特攻隊として出撃したものの敵艦を前に怖気づき、そのまま近くの無人島へ不時着し、雨水と魚介を糧に生き延びた兵士は沢山いました。 軍は特攻がどれくらいの戦果を挙げたか天皇に上奏しなければならなかったので逃げ出した兵士を見落としていたなんてことは在り得ないのですが、そのような事を公表すれば軍の士気に影響したので敢えて記録を改ざんしていたのです。 戦場から生還した多くの元兵士たちは、靖国に祀られている246万6584柱の神様の中には敵前逃亡して行方不明になった者も含まれていることを知っていて、それが不満でした。 だから靖国神社は正確な神様の数を数えることが出来ず246万余柱と、適当なことをいっているのです。 ですが、戦争という狂気の世界に放り込まれてそこから逃げ出して、何が悪いのでしょうか。 誰に脱走兵を責めることが出来るというのでしょうか。 人間なんだから死ぬのが怖いのは当たり前です。 人に殺されるのはもっと恐ろしいですし、人を殺すのはもっともっともっと恐ろしいに違いありません。 間違っているのは、人として当たり前の感情を否定し、戦殉者を神として崇める靖国神社なのです。 古来、日本では死ねば誰でも仏様になって安らかに眠ることが出来ると信じられてきました。 靖国に祀り上げられた神様だけが死してなお眠る事を許されず、護国の任務を担わされています。
by sweetmitsuki
| 2017-08-27 14:48
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Comments(6)
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antsuan at 2017-08-28 08:10
怨霊を鎮めて護国の任務を解くのは我々今を生きる者の任務ではないでしょうか。
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sweetmitsuki at 2017-08-29 06:01
あんつぁん
3/4世紀前に戦場に兵士を送り出した日本軍も、今紛争地域に自衛隊を送り出してる防衛省も、隊員を自分の好きなように動かせる道具だと思ってることに変わりはないのですよ。 生身の人間にはとても出来ないようなことをやらせて、挙句に神様扱いとは狂ってるとしか思えません。
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stanislowski at 2017-09-18 21:05
そうですね。mitsukiさんの意見ももっともですね。
かの戦争で亡くなった方を霊を慰めるのは私たちの務めと考えていましたが。戦犯とそうでない戦没者を分ければいいって言う簡単なことでもないし。その戦犯だって真実はどうなのか。 相方にドイツはどのようにしているの?と聞きました。 靖国参拝、そのようなミサは無いといっていました。 ドイツが表立ってすることはタブーですし。 いろんなこと抜きにして、戦没者を家族として祈る事もしていないのかな?当時のイデオロギーに巻き込まれ戦ったのだからやっぱりだめなのかしら。もう少しこの辺を深めてみたいと思いました。
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sweetmitsuki at 2017-09-20 06:05
八曜社さま
靖国神社は戦没者ではなく戦殉者を追悼、顕彰するための施設です。 その戦殉者の基準も曖昧で、ひめゆり部隊の学徒や対馬丸の疎開学童は祀られているのに軍需工場で勤務中、空襲で亡くなった工員は祀られていません。 このような差別がまかり通っていることからも、靖国神社は戦争で犠牲になった方を弔う場所として不適切です。 それに戦没者を慰霊するのは靖国神社の専売特許ではなく、どこの神社にも先の大戦で亡くなった方の慰霊碑はあります(画像は近所の村役場後にある平和記念碑)からわざわざ靖国神社に足を運ぶのは政治的アピール以外の何物でもありません。 ドイツでは、そういう式典を執り行うときには、国籍も敵味方も戦闘員と非戦闘員の区別をもせずすべての戦没者を慰霊すると聞いたことがありますけど、私もそれが正しい戦没者への追悼の在り方だと思います。
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kyou
at 2018-12-13 12:34
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sweetmitsuki at 2018-12-13 20:47
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