mitsukiのお気楽大作戦

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お地蔵さまの贈り物


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毎日通う道の辻に、小さなお地蔵さまが祀られていて、そのお地蔵さまを冬の寒い北風や夏の暑い日差しから守るかのように、大きな枇杷の木が一本植えられています。
枇杷の葉は無憂扇とも呼ばれ、様々な病を癒やす薬効があり、特に大寒のころ(2018年は1月20日)に採れた葉には特別な力があるといわれてるので、ご利益にあやかろうと摘みに行ってきました。
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ここのお地蔵さまはいつも綺麗な花が添えられていて、掃除も行き届いているほか盆と正月には赤い前掛けを着せ替えてもらっているので、掃除をしていた人に訳を話したら快く承諾してくれました。(道端に生えていても枇杷は持ち主がいるのが普通なので葉っぱだからと甘く見て勝手に持ち去ったりすると、不法侵入と窃盗で警察沙汰になるかも知れないのでその辺はきちんと確認しなければなりません。)
ビワの葉や種に含まれるアミグダリンには鎮痛作用、血液浄化作用や殺菌・抗ウイルス作用があると言われているのですが、そういう科学的根拠とは別に、冬でも枯れることなく緑の葉を茂らす葉の力を授かろうと売る一種のおまじないで、そこが漢方薬とは違い、人間の体に元からある治癒力を引き出すというのが漢方の基本なのですが、そうではなくて草や木が持つ不思議な力を体に宿すという発想でして、良くいえばロマンチック、悪くいえば蒙昧な治療法です。
昔の日本人は皆こうやって病を癒やしていたのですが、いつの間にやらなくなってしまったのでしょうか。
WGIP(ウォー ギルド インフォメーション プログラム)という都市伝説があって、米軍が日本の伝統的な民間療法を壊滅させ、アメリカ由来の医術や医薬品に依存せざるを得ないように日本人を追い込んだからだともいわれてますけど、どうなんでしょう。
それはともかく、作りかたは簡単で、よく洗った枇杷の葉を広口瓶に入れて焼酎を注ぐだけ。
1年熟成させれば飲めるようになります。
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そういうわけで、来年にならないと薬効は試しようがないので、去年の6月に仕込んでおいたドクダミの花酒を代わりに飲んでみました。
これも作りかたは簡単で、ドクダミの花を焼酎に漬けるだけです。
虫刺されの薬として用いられるのが一般的で飲むものではないのですが、飲んでみると意外とドクダミの独特の芳香はなく、上品な甘い花の蜜の香りが口いっぱいに広がり、それだけで癒やされたような気持ちになれます。
結局、虫刺されの薬として効果があるのか試す前に全部飲んでしまいました。
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今日(2018年1月21日)は冬土用の丑の日ですね。ですからお昼はウナギを頂いたのでした。


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by sweetmitsuki | 2018-01-21 20:31 | 金魚鉢の中の宇宙 | Trackback | Comments(2)
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Commented by saheizi-inokori at 2018-01-21 21:51
琵琶もドクダミも道筋で見かけるのですが、他人のものが多くて手が届きません。
Commented by sweetmitsuki at 2018-01-21 22:20
佐平次さま
枇杷はともかくドクダミはワンちゃんのものがついてるかも知れないので要注意です。
それよりもっと怖いのが除草剤で、ドクダミは除草剤をまいた土壌にも生えてきますのでそれらがないかちゃんと確認しておかなければ大変で、そういうリスクを考えると漢方薬を扱っている薬局で買ったほうが安全なのかもしれないですね。
お値段のいいものは、それこそ本末転倒なのでお勧めできませんけど。