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mitsukiのお気楽大作戦


手作り雑貨と原チャリ放浪と雑学で綴る、実践お気楽ライフ
by sweetmitsuki
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吾亦紅の森の満開の下で

吾亦紅の森の満開の下で_e0078674_15455147.jpg
連日の猛暑もどこへやら、吾亦紅が咲きカーデガンを羽織らなければ肌寒い季節がやってきました。
もう秋ですね。
吾亦紅というと多くの歌人に詠まれ、美しくない花の代名詞のように扱われていますけど、秋の七草のひとつにも数えられお月見には欠かせない尾花(ススキ)にしても、それほど美しいとはいえません。
というか両方とも云われなければ花だとは分からない人も多いんじゃないのでしょうか。
まあ、秋桜とか彼岸花とか桔梗とか、ああいうわかりやすい花のほうがわかりやすいぶん、多くの人には好まれるのでしょう。
吾亦紅を見て他の花と間違える人もいないと思いますけど、尾花は荻とか葦とかと見間違うことが多くまぎらわしいです。
ですがたとえ見間違えても、草原に一面の秋の花が咲き乱れて「ああ、秋なのね。」と、そう思えれば大した違いにはこだわらなくてもいいのかもしれません。
秋の草原の風物詩として欠かせないのがイナゴですが、イナゴは普通のバッタと違い、葦の葉っぱしか食べません。
イナゴというくらいですから本当は稲を食べるのでしょうけど、稲田も都内ではめっきり少なくなりましたし、だいいちあれは人の資産ですから勝手に踏み入ってはいけないですし、そもそも農薬を使っているので、食べちゃいけないのです。
吾亦紅の森の満開の下で_e0078674_16125628.jpg
さて、秋の吾亦紅の花見を楽しんだ後、葦原に入ってイナゴを摘んできました。
生きたまま沸騰した油鍋の中に放り込んで素揚げにするのがmitsuki流。
これがいちばん猟奇的な残酷さ生き物の命の大切さが味わえる料理法だと思うのです。
秋の野の花でいちばん美しいのは誰かと問われれば、返答に困ってしまいますけど、秋の野の昆虫でいちばん美味しいのは即答でイナゴでしょう。


by sweetmitsuki | 2018-09-24 16:26 | 原始人ごっこ | Trackback | Comments(4)
Commented by saheizi-inokori at 2018-09-24 22:45
子供の頃、しょっちゅう食べたのは醤油で炒めたのでした。獲ったのは私、さてどうやって殺したかを覚えてない、なんか稲にたくさん刺してもちかえったような気もする。
Commented by sweetmitsuki at 2018-09-25 05:25
佐平次さま  
醤油で味付けしたのは見た目が黒くなってGぽくなるので緑の鮮やかさを残す素揚げがわが家では伝統です。
Commented by antsuan at 2018-09-28 17:07
先日、秋田に帰って稲穂を見てきました。赤とんぼも。
季節の食べ物としてはイナゴもその一つとして数えられますね。
Commented by sweetmitsuki at 2018-10-02 05:24
あんつぁん
イナゴ採りは、子供たちにとって野原での楽しみであり、おかずとなって家計の一部を担う小遣い稼ぎでもありました。
子供が炎天下の下、勉強もさせられないで過酷な労働を強いられていたのではなく、遊びながら自然の恩恵を授かり、働くことの大切さを身に着けていたのです。
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