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mitsukiのお気楽大作戦


手作り雑貨と原チャリ放浪と雑学で綴る、実践お気楽ライフ
by sweetmitsuki
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桜の新緑

桜の新緑_e0078674_09243487.jpg
桜は春の花と秋の紅葉で二度楽しめるといいますけど、じゃあ夏の緑の季節は見ていて楽しくないんでしょうか。
桜には独特の芳香があって、春の花の匂いは如何にも可愛らしく甘い初々しく芳い、秋の紅葉は熟成された大人びた豊潤な香りがします。
夏の桜の緑には、雨水をぐびぐび呑んで、さあ、これからスタミナをつけて一年を乗り越えるぞ。という、いかにもフレッシュで若々しい爽やかな臭いがします。(匂いに気付けない人は若葉を摘んで軽く揉んでから匂いを嗅いでみて。)
それにしても春の花も秋の紅葉も短いシーズンで散ってしまうというのにどうして葉だけはおよそひと夏、三か月もの間留まってられるのでしょうか。
まだ花の咲いてる頃、萌芽を覗かせる四月の桜の葉。すっかり生え揃って逞しさを感じられる五月の桜の葉。
六月の桜の葉はもう随分成長し、梅雨の潤いをたっぷし吸収し一回りも大きくなった七月の桜の葉、盛夏のぎらぎらした日差しをいっぱいに受けさらに緑が一層増した八月の桜の葉、爽やかな初夏の風を浴びリフレッシュして葉脈が一層力強くなった九月の桜の葉と比べてもほとんど違いがわからないくらい大きく成長を遂げています。
これから枝葉を伸ばし空も大地も世界をその緑色に染めるのでしょう。
桜が一日でどれほど伸びるのかはわかりませんが、1ミリなら1年で35センチ。2ミリなら70センチ。3ミリなら1メートルですから、そのくらいは伸びるんじゃないのでしょうか、
1年で1メートル、10年で10メートル。100年で100メートル。
10年前の今日、その気になれば手で摘み取ることができた若芽は、今となってはもう手鋸で歯が立たず機械でも段取らなきゃ始末に負えないほどの大枝になってしまいました。
100年後にはどうなってしまうのでしょうか。
桜といえば桜餅でベイクドタイプとレアタイプがありますが、私は断然生がイチオシです。
さて、もうすぐオリンピックですね。
桜の新緑_e0078674_10121625.jpg
これは2015年3月に朝霞基地跡で私が撮影した自然に任され荒れるがままの桜。
桜の新緑_e0078674_10145147.jpg
そしてこちらが2020年3月、オリンピックのため再整備された朝霞基地跡の桜。
自然というものは人間が手をくわえないほうがいいというわけではなく放置されたままの山林は洪水や突風、山火事などの自然災害に弱く、それはもちろん人間にとっても恐ろしい脅威となります。
自然を破壊して自らも破滅の道を歩むのか。自然を生かして豊かな自然環境の下で生きてゆくのか。アタマのワルい人類にはわかんないんですかねい。



by sweetmitsuki | 2020-06-07 10:07 | 金魚鉢の中の宇宙 | Trackback | Comments(2)
Commented by antsuan at 2020-06-07 19:43
夏の桜といえば毛虫を思い出してしまいます。(^.^;)
Commented by sweetmitsuki at 2020-06-08 20:29
あんつぁん
桜の毛虫は桜餅の味がして美味しいらしく、探してみたのですが見つかりませんでした。
公園や街路樹の桜は除虫剤をたくさん使っているらしく、そういうところの毛虫はいくらいても食べられないです。
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