mitsukiのお気楽大作戦


手作り雑貨と原チャリ放浪と雑学で綴る、実践お気楽ライフ
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アベノミクスという病


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今まで隠してきましたけど、実は私、アガルマトフィリアという性的少数者なんです。
「いや知ってるし、だいいち隠してねえじゃん。」
まあそうですね。確かに隠してないです。
ナントカという政治家が性的少数者は生産性がないといって問題になってますけど、これはまったくの無知と偏見による事実誤認です。
生殖補助医療の進歩は目を見張るものがあり、今や同性愛のカップルでも子供を作ることは出来ないことではないのです。
そんなSFめいた話を持ち出すでもなく、養子という昔からあるやり方で子供を養い育てることは出来るのですから、生産性という視点で見れば、生涯を独身で過ごす人に比べて、家庭を築いている同性愛カップルはむしろ生産性は高く、政治家として真剣に国の生産を上げたいと考えてるのなら、むしろ同性愛カップルの子育ては支援するべきじゃあないのでしょうか。
「八紘一宇」の三原といい、「明治維新は神武東征の再現」の稲田といい、アベノミクスのトリマキはバカだらけです。
なんでバカばっかなのかというと、答えはひとつで、政治家として真剣に取り組まなければならない課題について、ろくな情報収集をせず、自分の好き嫌いだけで判断し、あとから適当な理屈をくっつけているからこういうことになるんです。

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リベラルという病
山口真由 著
清朝新社 刊

先日読んだのですが、LGBTについても述べられていて、とても興味深い内容でした。
特に面白かったのが、生殖補助医療の進歩は何をもたらすのかという項目で、そう遠くない将来、人間の幹細胞から生殖細胞を作り出すことが可能になるそうで、マウスではとっくに成功してて、人間で同じことが出来るのも時間の問題なのだそうです。
この技術は同性愛カップルだけではなく、事故や病気で生殖器を失った人たちのための研究なのですが、興味深いのは3人以上の遺伝子を掛け合わせた「デザイナーズ・ベイビー」を作り出すことが出来るのだそうです。
もしもあなたが子どもを作るとき、あなたとあなたの配偶者の遺伝子の他に、頭のよい人の遺伝子や運動神経の高い人の遺伝子や容姿端麗な人の遺伝子や品行方正な人の遺伝子を自由にブレンドできるとしたら、どうしますか?
「サラブレッド」という言葉が単なる馬の品種ではなく「生まれついてのエリート」という意味を持つように、人の能力は遺伝子で決まってしまうものです。
もしもお金を出せばあなたの子どもに、その優れた遺伝子が備わるとしたら、どうしますか?
高齢の方なら「自分には関係のないことだ。若い親たちと若い医療スタッフたちが相談して決めればそれでいいじゃないか。自分が口をはさむようなことじゃない。」というかも知れませんけど、実はこの技術、あなたを若返られることもできるんですよ。
生産性という言葉を使うなら、若返ったあなたは、人生経験が豊富な分、ただの青二才より生産性が高いはずです。
誰にも何も遠慮することはありません。お金さえ払えば若返ることが出来るとしたら、どうしますか?
大抵の人はそんな話を持ち出されたとしたら、躊躇してしまうのではないでしょうか。
どうも日本人は、そういう生命倫理について難しいことを考えるのが苦手なようです。
日本の過去の戦争責任も、自衛隊の海外活動の今後の在り方も、突き詰めていえば生命倫理の問題です。
「そんな難しいことは自分では考えられない。もっと頭のいい政治家がいるんだからその人たちに判断してもらえばいい。自分は出された回答に追従するだけだ。」
多くの人が、そう考えてるのではないのでしょうか。
ですが残念。今の政治家はバカだらけなのです。

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# by sweetmitsuki | 2018-08-05 11:58 | ぬくぬく引きこもり記 | Trackback | Comments(6)

キョウチクトウの花が咲いたらさあ出掛けよう

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キョウチクトウは自動車の排気ガスに強い耐性を持っているので高速道路の路側帯によく植えられていて、私はキョウチクトウの花が咲くと無性に高速道路で旅に出たくなります。
とはいえ、自分で運転はせず高速バスを利用するので車内では眠っているか本を読んでるかで車窓を眺めることはほとんどなく、キョウチクトウの画像もなしですけど。
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行ってきましたよ南房総、東京からたったの2時間でこの青い海。
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ランチは地元の地魚を使ったお寿司、アジが丸ごと一匹尾頭付きで握ってあるのなんて、初めて食べました。
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伊勢海老は8月から解禁だそうで、食べられなかったのは残念。それと今どきの観光地では高速バスからレンタサイクルが常識だそうで、知っていればもっとたくさん見て廻れたのに。
これはもう一度行くしかないですね。


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# by sweetmitsuki | 2018-07-23 02:42 | お出かけドリフト | Trackback | Comments(4)

恋に焦がれて啼く蝉よりも鳴かぬ蛍が身を焦がす

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梅雨が明けたようです。
夏といえば、蛍と蝉ですね。
蛍はもう見られるところがめっきし少なくなってしまいましたが、(画像はLEDで光るオモチャ)蝉は相変わらずひと夏中やかましいぐらい鳴き騒ぎ続けています。
蛍も蝉も儚いものの例えに引き出されるくらい短命で、およそ一週間ぐらいしか生きてません。
ですが蛍と違って蝉はひと夏中鳴き騒ぎ続けるので、夏がひと月半、およそ十週間続くとして、十回のローテーションを組まなければならず、すなわち梅雨明けの今、土の中には今年鳴き喚く十週間分の蝉が出待ちしてることになります。
それだけではありません。
蝉は儚いものに例えられるくらい地上では短命ですが、実は土の中で七年ぐらい生きていて、虫にしては長寿で、つまりは今土の中に七年分の蝉が埋まっていることになります。
蝉は一本の木に少なくとも3~4匹は止まってますから、10×7×3~4で200~300匹の蝉が土の中で木の根っ子の汁を吸っていることになります。
蝉は「おしっこ」といって、あの華奢な体でどうやって堅い木の幹から汁を吸うのかよくわかりませんが、驚くほどたくさんの木の汁を吸います。
その蝉が200匹も300匹も同時に汁を吸って、どうして木は枯れてしまわないのでしょうか。
まあ、枯れてしまわないからこそ蝉は蛍のように絶滅危惧種にならず、ああして鳴き喚き続けているのでしょうけど。
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ちなみに毎年蝉が鳴くのは日本だけで、アメリカでは素数蝉といって、13年とか17年とか素数の年にしか蝉は泣かないそうです。
そして13年と17年が交差する221年に一度、11年蝉と13年蝉は同時に鳴くそうで、想像しただけで暑苦しいです。

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# by sweetmitsuki | 2018-07-01 09:06 | ぬくぬく引きこもり記 | Trackback | Comments(6)

意味のないことなど起こりはしない

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縄文時代には、土器はもちろんのこと、漆も世界最古のものが出土しているほか、布もかなり古い時代からあったことが最近の発掘調査でわかっています。
縄文人は必要最低限度のものしかもっていなかったという通説は見当違いで、驚くほどたくさんのものを持っていたのです。
そもそも「縄文時代は原始時代で、意味のないことや無駄なことをしていたら、厳しい自然環境を生き残れなかったはずで、現代人には理解不能な縄文時代の出土品には、それなりの合理性があったはずである。」という考えが間違いのもとのようです。
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この画像をご覧ください。
これは双口異形土器と呼ばれるもので、縄文土器はみんな変な形をしているものなのですが、その中でもずば抜けて奇天烈で、何に使っていたのか全くわかっていません。
これを現代人の小賢しい知識や技術でわかろうとしてはいけないのではないでしょうか。
もちろん、用途のはっきしした土器も数多く見つかっています。
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これは製塩土器といって、海水から塩を作るための道具なのですが、海から遠かった地方からも出土するので、塩を配送するための容器としても使われていたようです。
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こちらは黒曜石の石鏃。展示品がバラバラなのは、ここを訪れたのが東日本大震災の直後だったせいです。
鏃は黒曜石でなくても作れるうえ、黒曜石は長野県の八ヶ岳など限られた地方でしか産出しないのですが、全国の遺跡から発掘されています。
このように、優れた流通システムを駆使し、全国からさまざまなものをお取り寄せしていた縄文人ですが、その中で見つからないものがあります。
それは何かというと、お金です。
漢字で、財、貨、資、賣、買など、お金を意味する言葉の中には必ず「貝」の文字が含まれていて、大陸では金属器のない時代から貝をお金として利用していました。
統一通貨がないということはすなわち、労働を担保するものがないということで、それでは経済が成り立たないはずなので、縄文人は大陸に比べ、文明的に著しく劣っていたと考えられていましたが、お金がなくても縄文人は物資を流通させ、文明の利器に囲まれて豊かな生活を送っていたのです。
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これは、作るときに底に敷いた布が転写され残っている土器。この頃から布があったことを証明するものです。
でも、どうしてお金がないのに、縄文人は働いていたのでしょうか。
それは縄文人に聞いてみないとわかりませんが、もしも縄文人と会話が出来たなら、その縄文人はきっと、こう答えるでしょう。
「どうして現代人はお金のために働いているんだ?」

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# by sweetmitsuki | 2018-06-19 03:00 | 古代史でポン | Trackback | Comments(4)

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森に行ってきました。
森はいいです。
疲れたら、辛いことがあったり苦しい時には森に行くに限ります。
森には甘い木の実が生っていて、湧水には美味しい肴が獲れ、野にはサラダにして食べられる草が茂っています。
森は、そこら中どこにでもあるのですが、その気にならなければどうしても見つかりません。
そもそも森に生えてる木の実は汚いのでしょうか。
確かに森といっても都心からそんなに離れてるわけではないので空気だってそれほど清浄ではありませんし、水も、湧水には違いありませんが、科学的な基準を満たしてるかかどうかは別の話です。
山をコンクリートで固めたダムからパイプラインで引いてきて消毒液の混入した水道水のほうがきれいなのでしょうし、フルーツも、農林水産省が認めた化学肥料や農薬を使って作った果物をスーパーで買ったほうが安全安心なのでしょう。
ですがそれらのものを手に入れるのにはお金がかかりますし、お金を手に入れるのには働かなければなりません。
そして働けば疲れますし、辛く苦しいです。
それに森で獲れるものには限りがあるので、ずっと森に依存するわけにもいきませんから、森の木の実をちょっとだけ食べて、湧水の肴を獲り、葉っぱを摘んだらもう帰らなければなりません。
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採れた川蝦は唐揚げにしてみました。
身はジューシーで、ハサミはサクサクとスナック菓子のようでとても美味しいです。
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そして葉っぱのサラダ。
今が花盛りのドクダミにハッカ、ミツバなど香りの強いものを合わせてみました。
ドレッシングは醤油と油と柑橘類を適当に。ニョクマムとかの発酵調味料があればベスト。

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# by sweetmitsuki | 2018-06-02 04:58 | 原始人ごっこ | Trackback | Comments(2)

世界のミカタ

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後輩のK君(20代男性)は「走り屋」で、バイクで峠を走るのが趣味です。
バイクで旅行に出かけて、風光明媚な景勝を楽しむでなく、グルメに舌鼓を打つでなく、のんびりリゾートするでなく、ただただ走り続けるだけで何が楽しいのか、私には正直わからないのですが、本人が楽しくてやってるんだからきっとそれなりの意味があるんでしょう。
それでもさりげない話題作りのために、GWには正丸峠にいってきたという彼に「あそこってオバケが出るのよね。」と振ってみたら
「はい。自分の友達の友達が見たっていう話を聞きました。自分は見たことないですけど。」という返事が返ってきて、どうやら彼はオカルトにも興味がないみたいです。
「やっぱし女の子の幽霊?」
「???」
さらにダメ押しのつもりで、時事ネタを振ってみたのですが、20代の彼は四半世紀前、世間を震撼させた、連続女子児童誘拐殺人事件を知らないらしい(遺体の一人は正丸峠に遺棄され、それが都市伝説になっている)のです。
まあ、どんな凄惨な事件であろうと、自分が生まれる前のことですから、知らないのも無理はありません。
それより、四半世紀前のことを克明に覚えている自分に驚いてしまいました。
私も長生きしたものですね。
その頃の世界は、中国では民主化を訴える学生デモが戦車に轢かれ、北朝鮮は核&ミサイル実験を繰り返し、日本では政治家が賄賂貰って悪いことしていたという今とほとんど変わらない状況だったような気がします。
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池上彰の世界の見方
池上彰 著
小学館 刊

朝鮮半島のほうを先に読んで、ドイツとEUはあとで読んだのですが、北朝鮮を痛烈に批判していて、そういうことを書くならば、朝鮮戦争が勃発するに至るまでの経緯を、「自衛隊のことを軍隊と呼ぶと憲法に違反するので、警察とヨビタイ。」とか寒いオヤジギャグ飛ばしてないで、もっとページを使って説明しなければ公正さに欠けるのではないかと私は思うのですが、それは私が北朝鮮を贔屓しているだけだからでしょうか。
そもそも、桜井よしこ氏のように北朝鮮が嫌いな人、あるいはテリー伊藤氏のように北朝鮮に好意的な人が書いた本なら、内容が公正で中立かなんて考えることはなかったでしょうし、池上彰だって人間で、個人的な感情を持っているんだから本の内容をそのまま鵜呑みにしていいなんてことは在り得ないのです。
「これ一冊で」「30分で」「誰にでも」○○と××がわかる。なんて本が本屋に平積みしてありますが、読んでもちろん損はないのでしょうけど、一冊読んだだけですべてがわかったような気になってはいけないのでしょうね。
本の内容は読みやすくわかりやすく面白かったのでEUのほうも読んでしまったのですが、こちらは今さら人に聞けない、私の知らなかった基礎知識が満載で、素直に読んで役に立ったと思えました。
やっぱし朝鮮半島とヨーロッパの距離の差なのでしょうか。


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# by sweetmitsuki | 2018-05-22 05:54 | 朝鮮の○○と日本の×× | Trackback | Comments(4)

エロイムエッサイム さあ呪文を唱えよう

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ドクダミの花の咲く季節がやってきました。
ドクダミの花は焼酎に漬けておくと虫刺されれの薬になるといわれてますが、私はは去年、虫に刺される季節が来る前に全部呑んでしまったので効能はわかりませんでした。
わかりませんでしたがドクダミの花は焼酎に漬けると美味しくなることだけはわかりました。
その味は極上。どんな花弁や果実を漬けた酒とも比べ物にならないほどの秀逸な味わいです。
今年は1500CC漬けました。
ドクダミはどこにでも咲いてる花だから探すのも簡単だと思いきや、犬や猫の散歩道になってるところは避けたいですし、ましてや除草剤が撒かれてるところなどもってのほか。安全な採取地を特定するのにはそれなりの準備が必要です。
ですがドクダミを賞味することはすなわち、夏を体内に取り込むことで夏の暑さを凌ぐエネルギーとパワーを充填することなのです。
旬のドクダミはサラダでもいけるそうなので、今度はこのレシピ試してみるつもりです。
いずれにせよ春はもう終わり。梅雨を挟んで夏が来ます。

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# by sweetmitsuki | 2018-05-16 20:28 | おどろけー | Trackback | Comments(6)

虫愛ずる人びと

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電車で何時間も移動するのは、読書にはもってこいで、そのために旅行をし、そのために休暇を過ごすといってもいいくらいです。
昆虫食先進国ニッポン
亜紀書房 刊
野中健一(立教大学教授)著
この本、どこでどうして買ったのか覚えてないのですが、奥付を見ると2008年12月24日第1版第1刷発行とあり、そこまで古くはなくとも、1年くらい前に買って机の上に積んどいたのを思い出して引っぱり出し、旅の共にしました。
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先進国ニッポンというポジティブな言葉の前に何やら奇怪な文字が書いてあります。
昆虫を食べるというと気持ち悪いというイメージしかなく、ほとんどの人が食べたことがないと思います。(食事中の人ごめんなさい)
ですが実際には虫を食べたことのない人はいないのです。
なぜかというと、植物には必ず虫がつくもので虫がつかないほど農薬を使うと今度は薬剤残留の問題が生じ、かえって危険な食べ物になってしまうからです。
一説によると、オレンジジュースでの混入昆虫の許容限界は、250ミリリットル中卵5個、あるいは幼虫1匹、トマトジュースでは、100グラム中卵10個、あるいは卵5個と幼虫1匹、あるいは幼虫だけ2匹だそうですから知らず知らずのうちに人は虫を体の中に取り入れてるのです。
こんなのはアジアとかアフリカとかの話でヨーロッパではそんなことはないという人もいるかもしれませんが、ヨーロッパでは古くからチーズ作りが盛んで、自然にカビの生えたチーズが重宝されることは知ってる人も多いと思います。
それと同時に、実は自然に虫の湧いたチーズも味が良いと重宝されているのです。
さて、この本はそんな、嫌でも口に入ってしまう虫の話ではなく、ずばり虫そのものを食べるという話です。
日本では古くから米を主食とする食文化がありますが、その稲は熱帯アジアがオリジンで、その豊かな自然環境の中、水田は稲の生産だけではなく、さまざまな動植物が共存する場であり、その中に人びとの生活があり、いかに自然の恵みを余すところなく活用するかが文明の在り方なのです。
その意味で日本は先進国で、世界一の加工技術と流通システムを誇っているのです。
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さて、地元の東京・吉祥寺の井之頭公園内に昆虫の缶詰の自動販売機があると聞き、半信半疑で行ってきたのですが、本当にありました。さすが世界一の流通システム。
イナゴは食べたことあるのですが蜂の子は実は未経験。
販売価格も2300円とかなり値が張り、かなり躊躇したのですが、世界一の加工技術、この目と舌で確かめなければなりません。
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これがその中身。うわぁ~ちゃんとした形してる~。
蜂の子なんだから蜂蜜みたいなもんだと思えばいいのですが、これは蜜蜂ではなく地蜂(クロスズメバチ)で、しかもカエルの肉を常食してると、本を読んで知ってる私には辛いものがあります。(ですがちゃんと食べました)
味はというと、ほろほろとした食感でツクシの頭みたいな感じで美味しかったです。
地球温暖化には火力発電だけでなく牛のげっぷに含まれるメタンガス(二酸化炭素の23倍の温室効果がり、排出量の25%を家畜の呼吸が占めている)が影響しているともいわれており、代替資源の確立が急がれています。
そんな未来に虫エネルギー。地球にやさしい虫エネルギー。虫エネルギーでご飯三杯おかわりだ!



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# by sweetmitsuki | 2018-05-05 18:56 | おどろけー | Trackback | Comments(2)

見えてる世界がすべてじゃない

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太陽光パネルや風力発電が稼働するとき、人体や自然環境に甚大な影響を及ぼす有害な電磁波が出るという話は、今でこそデマゴギーだったことがわかっていますが、当時はまことしやかに噂されていたものでした。
有害な電磁波なり物質なりが発生するのであれば、それを数値化することで出ないことが証明できますけど「景観を損ねる」というのは、人それぞれの価値観の違いなので曖昧な基準だと思います。
確かにパネルやプロペラは目立つので、それまでの景色を変えてしまうことには違いありません。
ですがそれが森林破壊につながるというのは、日本では農地を勝手に商業施設に変えることは出来ないのでこれも単なる言いがかりだと思っていたんですが、どうやら法律に抜け道があって、発電事業者は発電容量50kW以下なら電気事業法の対象にはならず、パネルの架台は建築基準法の工作物でもないので、その法律によっても規制されないのだそうです。
太陽光ビジネス業者は、森林を切り開いた土地に設置したメガソーラーを50kW以下に小分けにしてばら売りし、投資家を募ります。そうすれば法に触れないからです。
実は再エネ振興策で利益を得るのは少数の人のみで、一部地域では景観と住環境を破壊し、多くの人を不幸にしているのが現実なのです。
しかし、これは太陽光発電そのものが悪いのではなく、それを統括する行政の責任でしょう。
日本はパリ協定に批准していて2030年度までに温室効果ガスの排出を26%削減しなきゃならないのだから内輪揉めしてる場合じゃないんです。再エネの法対策を整えなきゃいけないのです。だからといって収賄やセクハラを見逃していいわけじゃないんでしょうけど。
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原発などもってのほか。火力はCO2を出すからダメ、水力はムダなダムだからダメ、風力や太陽光にも問題が大あり。ではどうすればいいのでしょう。
もしも閑静な住宅街の真ん中に、誰にもわからないように発電所を造ったらどうでしょうか。
夢かうつつかまぼろしか、そんな夢のような施設が実は川崎で既に稼働しているというので、行ってきました。
現場に到着すると、そこにはただの公園があるだけで発電所のようなものは何も見えません。
その施設の名はカッパーク鷺沼。せせらぎゾーンでは子供たちが水遊びを楽しみ、草っぱらゾーンではメダカがほぼ自然のままに泳いでいました。
これはカッパの仕業なのでしょうか。カッパの科学力による光学迷彩で、発電所が見えないように何か仕掛けがしてあるんでしょうか。
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もちろん妖怪の仕業ではなく、マイクロ水力発電という技術です。上流の長沢浄水所から自然の高低差を利用して流れてくる水道水を使って、ここ鷺沼配水池にあるタービンで発電しているのです。
その発電量は年間およそ550MWhで、浦山ダムの4%に相当します。
既にある水道設備を間借りしているので、環境破壊を伴う大規模開発をしなくて済むうえ、水道局は売電による収益があって納得、電力会社は地産地消で送電ロスがなくて納得、そして地域の住民は入浴や夕飯時など水道水をたくさん使うときに発電率が上がるので納得。
しかもCO2削減量は年間225トン。
発電所は見えなくても実績はご覧の通りなのです。


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# by sweetmitsuki | 2018-04-30 17:43 | 家の裏で原発が死んでる | Trackback | Comments(2)

雨霰雪や氷と隔つらん落つれば同じ谷川の水

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空前のダムブームに乗り遅れてはならじと、ダムカレーを提供しダムカードを配布している首都圏でいちばん近いダム、浦山ダムに行ってきました。
西武秩父駅から秩父鉄道に乗り換え、浦山口で下車し徒歩でおよそ30分。
天端(ダムのてっぺん)まで156メートル。エレベーターがあったから登れましたけど、そうじゃなきゃ帰ってました。
こういう、壮大というか豪快というか、そういうものに憧れる人の気持ちはわからなくはないですけど、私にはちょっと。
もっとコンパクトでシンプルじゃないと興味の対象にはなりません。
そりゃあ、こんな山奥にこんな巨大なものを建てたら、自然環境への影響は計り知れないでしょう。
人間とはつくづく業の深い生き物ですね。
しかも湖底にはダムのせいで立ち退かなければならなくなった人たちが暮らしていた町が丸ごと沈んでいるのです。
今でこそ水力発電は再生可能エネルギーとして見直されてきましたが、これまで「ダムはムダ」「税金の無駄使い」「自然破壊」と呼ばれダムは悪者でした。
確かに、公共事業というのはその裏でゼネコンと天下り官僚が国家予算を蚕食しているのは周知の通りです。
ドイツやアメリカではそんなことは考えられないことだそうですけど、海外がどうやってそのような腐敗を防いでいるのか勉強不足で私にはわかりません。
それに今回訪れてみてわかったのですが、このダム(1999年完成)の水力発電所の小さいこと(画像左手前の小さな建物がそれです)。
もっと巨大なタービンを回してるのかと思いきや、最大出力でたった5,000KW、およそ1,670世帯相当分しか発電していません。
扇島のメガソーラーですら13,000KW、フクイチに至っては4,600,000KWでしたから話になりません。
このダムを管轄している独立行政法人水質資源機構にとってダムはあくまで治水のためで発電はオマケみたいなもんなんでしょうけど、せめて堤体に見合った分くらいは電気を作って欲しいと思います。
だって、東京都交通局が所管している白丸ダムなんて、これよりずっと小さいのに、ここの3倍以上の電気を作っているんですよ。
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さて、これが浦山ダムのダムカレー。
堤体下流部に盛られたハムカツは旧秩父橋を、カレールーの中に浮かんだゆで卵は水質観測装置を、福神漬けはこのダムの特徴である清水パイパスをあらわしています。
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これがダムカード。
ダムカードとは現地に行って一人1枚しかもらえないカードで、ダムマニアだけではなくカードコレクターからも人気を集めていて、レアなカードはネットオークションや店舗で数万円の値がつけられて取引されているそうですが、浦山ダムは交通の便も良く土日も配布している(していないダムのほうが多い)のでそれほどの価値はないそうです。

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# by sweetmitsuki | 2018-04-29 18:58 | 家の裏で原発が死んでる | Trackback | Comments(2)