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ヨコスカ・マンボ

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「mitsukiさんはお寿司はどんなものを召し上がるんですか?」
いつも診てもらってるボディケアの先生に施術中、そんなことを尋ねられたので、本当はアボガド巻きなどのお子様メニューが大好きなのですが、通な大人の女の振りをしてみたくて
「今の季節だと小肌とかシャコかな。」と、代表的な夏の旬ネタを適当に並べてみました。
「ずいぶん高級なお店に通ってらっしゃるんですね。」
「そんなことないわよ。いちばん安いお皿で回ってるじゃん。」
「私、シャコって食べたことないです。どんな味がするんですか。」
「そうねえ、エビとカニを兼ね備えた味かな。」
「それって最強じゃないですか。」
そんなやり取りがあったのち、無性にシャコが食べたくなって回転寿司にいったら、看板のメニューからなくなっていました。
調べてみると、もうとっくの昔に回転寿司からシャコは消えてなくなってしまっていたのだそうです。
そんな。あんなものは貝砂利水魚といって砂浜から無尽蔵に湧いて出るもんじゃないの?
それがどうして、いつの間にか高級食材になってしまったんでしょう。
子どものころ、東横線の車窓から見える汚い泡を吹き出す多摩川の河口堰とそれに連なるどす黒い東京湾の海を見て育ってきた私は、今自分の目を疑いたくなるほど透明に透き通った水を見て、公害列島といわれたかつての日本が、もう過去のものに過ぎないと思ってきました。
それなのにどうして?
さっそく、横須賀の東部漁業協同組合さんに問い合わせてみると、数は少ないけど出回ってはいるとのことで、これはもう行くっきゃないでしょう。
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横須賀のポートマーケットに行ってみると「土曜日は台風のせいで船が出せなかったから今はないんだよね。今日は漁に出てるから3時ぐらいになったら店に並ぶかもしれない。」といわれ、それまで待つことにしました。
仕方がないので市内を散策。とはいえ暑いのでスーパーマーケット内限定。
横須賀のスーパーマーケットはアメリカ向け仕様なので休憩所も広く、本を読むには最適です。
イオンから外を見ると、海上自衛隊のヘリ空母『いずも』が停泊してるじゃないですか。
聞けば朝鮮半島有事に備え、今年の夏から待機してるんだそうですけど、そうはいっても海の反対側の東京湾にいるようでは、それほど緊張は高まってないらしいです。


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3時になってポートマーケットに戻ってきたら、ありましたよ獲れたてのシャコが。
「ちょっと小ぶりだけど、これ以上大きいのはうちじゃ高くて扱えないね。」といって渡してくれたシャコはおよそ12センチほど、確かに剥いてみると寿司ネタにするにはちょっと小さいです。
ブラックタイガーとかアルゼンチン赤エビとか世界中から美味しいエビが入ってくるのに、いつのまに地場産のシャコは獲れなくなってしまったんでしょうか。
それでも久しぶりに食べるシャコには大満足。
やっぱし横須賀の海には空母じゃなくてシャコが似合います。



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by sweetmitsuki | 2018-08-27 05:38 | お出かけドリフト | Trackback | Comments(6)

アベノミクスという病


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今まで隠してきましたけど、実は私、アガルマトフィリアという性的少数者なんです。
「いや知ってるし、だいいち隠してねえじゃん。」
まあそうですね。確かに隠してないです。
ナントカという政治家が性的少数者は生産性がないといって問題になってますけど、これはまったくの無知と偏見による事実誤認です。
生殖補助医療の進歩は目を見張るものがあり、今や同性愛のカップルでも子供を作ることは出来ないことではないのです。
そんなSFめいた話を持ち出すでもなく、養子という昔からあるやり方で子供を養い育てることは出来るのですから、生産性という視点で見れば、生涯を独身で過ごす人に比べて、家庭を築いている同性愛カップルはむしろ生産性は高く、政治家として真剣に国の生産を上げたいと考えてるのなら、むしろ同性愛カップルの子育ては支援するべきじゃあないのでしょうか。
「八紘一宇」の三原といい、「明治維新は神武東征の再現」の稲田といい、アベノミクスのトリマキはバカだらけです。
なんでバカばっかなのかというと、答えはひとつで、政治家として真剣に取り組まなければならない課題について、ろくな情報収集をせず、自分の好き嫌いだけで判断し、あとから適当な理屈をくっつけているからこういうことになるんです。

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リベラルという病
山口真由 著
清朝新社 刊

先日読んだのですが、LGBTについても述べられていて、とても興味深い内容でした。
特に面白かったのが、生殖補助医療の進歩は何をもたらすのかという項目で、そう遠くない将来、人間の幹細胞から生殖細胞を作り出すことが可能になるそうで、マウスではとっくに成功してて、人間で同じことが出来るのも時間の問題なのだそうです。
この技術は同性愛カップルだけではなく、事故や病気で生殖器を失った人たちのための研究なのですが、興味深いのは3人以上の遺伝子を掛け合わせた「デザイナーズ・ベイビー」を作り出すことが出来るのだそうです。
もしもあなたが子どもを作るとき、あなたとあなたの配偶者の遺伝子の他に、頭のよい人の遺伝子や運動神経の高い人の遺伝子や容姿端麗な人の遺伝子や品行方正な人の遺伝子を自由にブレンドできるとしたら、どうしますか?
「サラブレッド」という言葉が単なる馬の品種ではなく「生まれついてのエリート」という意味を持つように、人の能力は遺伝子で決まってしまうものです。
もしもお金を出せばあなたの子どもに、その優れた遺伝子が備わるとしたら、どうしますか?
高齢の方なら「自分には関係のないことだ。若い親たちと若い医療スタッフたちが相談して決めればそれでいいじゃないか。自分が口をはさむようなことじゃない。」というかも知れませんけど、実はこの技術、あなたを若返られることもできるんですよ。
生産性という言葉を使うなら、若返ったあなたは、人生経験が豊富な分、ただの青二才より生産性が高いはずです。
誰にも何も遠慮することはありません。お金さえ払えば若返ることが出来るとしたら、どうしますか?
大抵の人はそんな話を持ち出されたとしたら、躊躇してしまうのではないでしょうか。
どうも日本人は、そういう生命倫理について難しいことを考えるのが苦手なようです。
日本の過去の戦争責任も、自衛隊の海外活動の今後の在り方も、突き詰めていえば生命倫理の問題です。
「そんな難しいことは自分では考えられない。もっと頭のいい政治家がいるんだからその人たちに判断してもらえばいい。自分は出された回答に追従するだけだ。」
多くの人が、そう考えてるのではないのでしょうか。
ですが残念。今の政治家はバカだらけなのです。

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by sweetmitsuki | 2018-08-05 11:58 | ぬくぬく引きこもり記 | Trackback | Comments(6)




手作り雑貨と原チャリ放浪と雑学で綴る、実践お気楽ライフ
by sweetmitsuki
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